2014年05月
2014年05月26日
(1日目) まずは法華院温泉まで・・・・ 2014年 5月 3日(晴れ)
長者原 13:35- 指山観察路分れ(14:23)-14:55 雨ヶ池 15:00 - 坊がツル (15:37)-15:50 法華院温泉山荘
未だに足を踏み入れたことがなかった大分県。このGWは「そこ」に行くことにした。 とりあえずは百名山でもある、久住を目指す...
大分空港から途中、湯布岳の雄姿も眺めながら登山口のひとつ長者原へ。
さすがに連休、登山口近くの駐車場は満杯・・・で、向かいの第二駐車場に車を停める。
歩き出す前にまずは昼飯。すぐそばの食堂でトウロンポウとオムライスの昼食。
(どちらもおいしかったが、後で喉が渇いた・・くらいの濃い味・・・だった)
腹ごしらえも済んで、歩き始める。
長者原ビジターセンターの脇を抜け、
タデ原湿原へ入る。
ビジターセンターのH.P.によると『山岳地域に形成された中間湿原では、国内最大級の面積を持つことなどから、国際的にも重要な湿地であると認められ、2005年11月に坊ガツル湿原とともに「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」として、ラムサール条約に登録』とのことで、しっかりとした木道が整備されている。ここは観光客も多く、(当然ながら)平坦な道。
その木道を10分ほど歩くと登山ポストがあり、そこから山裾へ分け入る。と、言っても最初はこんな林道みたいな道だ。それにしてもこの時期の新緑は美しい。
そして、足もとでは可愛い花々が迎えてくれる。
だんだん傾斜も出てきて、山に入った気分になると・・
一時間弱で指山分岐、ここからは稜線の端を登っていく。
ほどなく、樹林帯を抜けるとちょっと広い湿地帯。
そこが雨が池だった。 少しずつだが登ってきて、一息つける場所だ。
萱原の向こうには九重連山が映える、山らしい景色。
クサボケやハルリンドウも美しい。
木の芽の生命力に感心しながら湿原を抜けると、アセビの群落が待っていた。
可憐な一花一花が集まった、ボリューム感ある花房。
お決まりの?アセビトンネルも楽しい。
そしてこの先は急な下りが続く。
降りきったところが坊がツル。四方を九重の山に囲まれた湿原の開放感に圧倒される。
ここまでくれば法華院温泉ももうすぐ、という感じ。
鳴子川の流れがすがすがしい。
実は法華院はずっと昔からオッサン憧れの場所。
九州一の高所の温泉というだけでなく、昔から守られてきた秘湯の湯というイメージがあった。(うーん、ここに来れただけでも満足・・・)
ただ、やはりGW・・・宿泊受付は長蛇の列?で入宿まで20分ほどかかり、やっと部屋へ。
この日は運よく個室が取れたので後はまったり過ごすだけ・・・
まずは、食堂で生ビールを(まぁいつものことだが)。ここでオッサンに話しかけてきた方、北海道から来たという。しかも、自家用機で!
それもびっくりだが、JRの駅(中村?)からここまで歩いてきたという。(ほんまかいな)
もともと自衛隊にいて飛行機には乗っていて現在は岩内にお住まいだそう。
我々のことを夫婦で山に来れるのはうらやましいといっていたので、お聞きしたらあの阪神淡路の震災で奥様を亡くされたとのことだった。(当時その方は仕事でアメリカにいて、奥様は長田区の実家にいたという。帰国して自衛隊の?飛行機でそちらに行ったそうだが、その時のいろいろなつらい話も聞かせていただいた・・・・)
そして夕飯。
普通の山小屋とは一味違う、できた順番に名前を呼ばれて取りにいく・・・ので、盛り立てのあったかいおかず。
山女のから揚げは香ばしくあつあつだったし、麻婆豆腐もピリっといい味だった。
さて肝心の温泉だが、とにかく混んでいる。オッサンが着いたときにもテン泊の人たちがひっきりなしに湯に浸かりに来ていたし、宿も満員。で、最初の夕食時の5時からが狙い目と思って行ってみた。
その時間もかなりの人だったが、それでもその後浸かりに行ったときよりはまだすこしは余裕があったのだが・・・・その後の時間は何とか浸かるだけで精一杯・・・。(この写真は翌朝掃除前の時間に撮ったもの)さすがの源泉もちょいと疲れた感じだった。その湯は単純泉ということだが、ちょっとエグミと塩気あり。
今度は(来れるなら平日に来てみたい)と思う、オッサンであった。
長者原 13:35- 指山観察路分れ(14:23)-14:55 雨ヶ池 15:00 - 坊がツル (15:37)-15:50 法華院温泉山荘
未だに足を踏み入れたことがなかった大分県。このGWは「そこ」に行くことにした。 とりあえずは百名山でもある、久住を目指す...
大分空港から途中、湯布岳の雄姿も眺めながら登山口のひとつ長者原へ。
さすがに連休、登山口近くの駐車場は満杯・・・で、向かいの第二駐車場に車を停める。
歩き出す前にまずは昼飯。すぐそばの食堂でトウロンポウとオムライスの昼食。
(どちらもおいしかったが、後で喉が渇いた・・くらいの濃い味・・・だった)
腹ごしらえも済んで、歩き始める。
長者原ビジターセンターの脇を抜け、
タデ原湿原へ入る。
ビジターセンターのH.P.によると『山岳地域に形成された中間湿原では、国内最大級の面積を持つことなどから、国際的にも重要な湿地であると認められ、2005年11月に坊ガツル湿原とともに「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」として、ラムサール条約に登録』とのことで、しっかりとした木道が整備されている。ここは観光客も多く、(当然ながら)平坦な道。
その木道を10分ほど歩くと登山ポストがあり、そこから山裾へ分け入る。と、言っても最初はこんな林道みたいな道だ。それにしてもこの時期の新緑は美しい。
そして、足もとでは可愛い花々が迎えてくれる。
だんだん傾斜も出てきて、山に入った気分になると・・
一時間弱で指山分岐、ここからは稜線の端を登っていく。
ほどなく、樹林帯を抜けるとちょっと広い湿地帯。
そこが雨が池だった。 少しずつだが登ってきて、一息つける場所だ。
萱原の向こうには九重連山が映える、山らしい景色。
クサボケやハルリンドウも美しい。
木の芽の生命力に感心しながら湿原を抜けると、アセビの群落が待っていた。
可憐な一花一花が集まった、ボリューム感ある花房。
お決まりの?アセビトンネルも楽しい。
そしてこの先は急な下りが続く。
降りきったところが坊がツル。四方を九重の山に囲まれた湿原の開放感に圧倒される。
ここまでくれば法華院温泉ももうすぐ、という感じ。
鳴子川の流れがすがすがしい。
実は法華院はずっと昔からオッサン憧れの場所。
九州一の高所の温泉というだけでなく、昔から守られてきた秘湯の湯というイメージがあった。(うーん、ここに来れただけでも満足・・・)
ただ、やはりGW・・・宿泊受付は長蛇の列?で入宿まで20分ほどかかり、やっと部屋へ。
この日は運よく個室が取れたので後はまったり過ごすだけ・・・
まずは、食堂で生ビールを(まぁいつものことだが)。ここでオッサンに話しかけてきた方、北海道から来たという。しかも、自家用機で!
それもびっくりだが、JRの駅(中村?)からここまで歩いてきたという。(ほんまかいな)
もともと自衛隊にいて飛行機には乗っていて現在は岩内にお住まいだそう。
我々のことを夫婦で山に来れるのはうらやましいといっていたので、お聞きしたらあの阪神淡路の震災で奥様を亡くされたとのことだった。(当時その方は仕事でアメリカにいて、奥様は長田区の実家にいたという。帰国して自衛隊の?飛行機でそちらに行ったそうだが、その時のいろいろなつらい話も聞かせていただいた・・・・)
そして夕飯。
普通の山小屋とは一味違う、できた順番に名前を呼ばれて取りにいく・・・ので、盛り立てのあったかいおかず。
山女のから揚げは香ばしくあつあつだったし、麻婆豆腐もピリっといい味だった。
さて肝心の温泉だが、とにかく混んでいる。オッサンが着いたときにもテン泊の人たちがひっきりなしに湯に浸かりに来ていたし、宿も満員。で、最初の夕食時の5時からが狙い目と思って行ってみた。
その時間もかなりの人だったが、それでもその後浸かりに行ったときよりはまだすこしは余裕があったのだが・・・・その後の時間は何とか浸かるだけで精一杯・・・。(この写真は翌朝掃除前の時間に撮ったもの)さすがの源泉もちょいと疲れた感じだった。その湯は単純泉ということだが、ちょっとエグミと塩気あり。
今度は(来れるなら平日に来てみたい)と思う、オッサンであった。