2016年07月10日

 長崎から船に乗って・・・・        2016年 5月 1日  (晴れ)

     出島からはすぐの長崎港で船を待つ。その間に軽い昼食。アゴだしのきいたうどんが旨い。20160501 (143)

20160501 (146) そして向かう先は福江島。以前から気にはなっていたところだったのだけ20160501 (161)ど、なかなか行く機会がなかった。

   福江にはジェットフォイルで向かう。軍艦島ツアーで覚えあるマリア像を横目に見ながら、時速80キロという高速で海面を舐めていく。
 ダイヤにもよるが我々の便は中通島を経由しての福江行き。

20160501 (187)   ほぼ時間通りに福江港に到着。翌日同じ便の長崎行に乗るので島には24時間の滞在予定(本当は福江以外にも1泊したかったのだが・・・・・)。
  まずは有名な堂崎天主堂へ向かう。20160501 (193)20160501 (198)20160501 (199) 途中の道、右手の海が美しい。




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  1907年に建て替えられた赤れんが造り、ここは中が資料館になっていて入場できる(入館料300円)。 代々帳方(その年の祝日を決める役)に受け継がれてきた「お帳(暦)」やド・ロ聖教木版画など、禁教時20160501 (205)代のものから明治以降のものまで大変貴重な資料が展示されている。(撮影禁止だったので画はなし) また26聖人の一人聖ヨハネ五島の聖骨が安置されてい20160501 (207)るという。そういえば昨日長崎市内を歩いていた際、26聖人記念館?とかい20160501 (212)う標識があったことを思い出した。明日時間があったら寄ってみよう。



20160501 (216)  帰りに隣のお店でアイスキャンディを頂く。(ここでもらった「しまっぷ」というガイドマ20160501 (213)ップを見て、以後教会巡りをすることにした。)
  海の透明感がすごい。
  そんな海を眺めてしばらくまったり・・・・
  ・・・した後、来た道を戻って(距離的には先に進んだほうが近いのだが、狭い道なので行ってはダメ!とレンタカー営業所で言われていた)北西部の教会群へ向かう。
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 楠原教20160501 (245)会への道で見つけたのが「楠原牢屋跡」。
 ここは説明が必要だろう。(こちらも何だろう?って感じだったから)
 以下、五島市観光協会のHPからの引用。

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20160501 (240)  1868(明治元)年末久賀島からはじまった五島崩れはクリスマスの日に水ノ浦におよび、まもなく楠原のキリシタンも取り調べをうけて、仮牢となった帳方・狩浦喜代助宅に投獄された後、水ノ浦の牢に移された。・・中略・・・1995(平成7)年に解体され、翌年、牢屋跡横に、残された材木で牢屋が縮小復元された。敷地内には、1971(昭和46)年、「信仰の自由100周年記念祭」の時に立てられた「祈りの像」がある。
 




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20160501 (252)  楠原教会はそこからすぐ。
  こちらも煉瓦が美しい建物だ。側面にあるステンドグラスの窓がアクセントとなっている。
20160501 (256)  (信者の方たちの建物なので、心付けを置いて中を見させてもらうがもちろん撮影は禁止です)

  教会の前が茶畑っていうのも九州らしい。


20160501 (266) 続いて訪れたのが水之浦教会。海沿いの高台にある白亜の建物だ。
  同じように教会巡りをしている方も多く、先ほどの楠原でお会いした方とまた遭遇。
20160501 (258) 禁教撤廃後、いち早く建てられた教会はもともとは木造だった。現在の建物は信者たちの貢献により1938年に完成されたそう。
20160501 (259)20160501 (264)  ここにも楠原と同じファチマの聖母がおられる。



   続いて向かったのはここ、三井楽教会。
   かなり奥深い場所で迷いに迷ったが何とか到着。
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  タイ20160501 (271)ルの装飾が美しい、ちょっとラテンな感覚の建物。
  資料によると昔はここから東シナ海を行き大陸へと渡る航路の出発点だったという。

 海岸沿いの道を下りながら今宵の塒へと向かう。20160501 (282)
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20160501 (296)   何処までも透明な海が素晴らしい。 
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  で、ここが今夜の宿。
  「コンカナ王国」という名の、ちょっと不思議なリゾート?
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  ワインセラーがある、我々がイメージする「五島」とはちょっと違った感じの場所だ。
  
  その、ワインをいただきながらの夕食。
  (HPでつられて、牛肉プラン・・・五島牛ではなかった・・・にしてしまったのは、「せっかくここに来て・・・」といわれそう、って自分でも思ってしまったが)

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  ここには温泉もあるのが魅力だった。。。
  (そちらはまた次に・・・・)

                  その4へつづく==>

mackkmackk55 at 08:28│コメント(5) | 

この記事へのコメント

1. Posted by takaboh   2016年07月12日 08:51
5 五島列島の名前は知っていましたが、福江島という島の名は知りませんでした。
写真を見るかぎり、教会などの建物は、まるで外国にいる雰囲気で、自然もとても綺麗で素敵なところですね!
キリスト教でも、マリア信仰が強いところだったのでしょうか!?
東北に住んでいる自分は、九州はなかなか行く機会もなく、珍しい九州を見せてもらえるmackkさんのブログは、本当に楽しみです。
ありがとうございました。
2. Posted by mackk   2016年07月13日 20:20
takaboh 先輩>

ありがとうございます。
以前から福江には行ってみたかったのですが・・
今回はちょっと熊本の方には申し訳ありませんでした・・・・(でもまた行きたいです)

日本にキリスト教を伝えたのはポルトガル~スペインだった(当時の勢力図から推し量られます)ので、当然カトリックの教えということで、聖母マリアはやはり強く刻まれているのでしょう、かと思います。

前にも言いましたが自分の先祖の地もそんな島だったので、とっても興味があったのです。

九州編(いまさらですが)ゆっくりアップしていきます。
3. Posted by エンジェル妻   2016年07月16日 14:03
福江島、綺麗な教会があると噂さには聞いてましたが、
写真は初めて見ました。
青い空に映えてどの教会もすてきです。
私、 個人的には白いステンドグラスがはまっている教会にひかれます。
ただ、悲しい歴史があるだけに、とても寂しそうに見えます。
信者の人たちの涙で出来た教会のなのでは、と言う考えが頭から離れません。
今でも島民のほとんどの方はクリスチャンなのでしょうか?

「コンカナ王国」
長崎弁や唐津弁で「こないかな」を「こんかな」と言うんですけど、宿のお名前はそこから来ているのでしょうかね。
4. Posted by mackk   2016年07月20日 10:14
エンジェル妻さん>

返事が遅くなってすみません。

五島はずっと興味があったのですが、なかなか足が向きませんでした。今回は予定変更のおかげで初めて訪問できましたが、想像していた以上にいいところでした。教会はやはり荘厳で、訪れると敬虔な気持ちになります。

「コンカナ」は、自分でもそう解釈していましたが、事実かどうかはわかりません(笑)
5. Posted by con truot tron   2017年12月14日 12:55
すばらしい国、最高の食べ物、良き国民、まもなく皆さんに会いたい、日本が大好き

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