2013年04月27日

    6日目・・・の2>  ちょっとだけリゾート気分 in Galveston 
 
                                 2012年 9月20日  晴    
      <=6日目・・・の1へ    
   ゆっくりミュージアムを見学し、出たらちょうど昼時。
DQ (53)
ミュージアム正面(ってことは、かつての駅前)にパブがあったので覗いてみる。
 (うーん、結構お客さんがいる。ここで何か食べよう・・・)
 と思って入ったらこの店、純粋な?パブとのこと・・・で食事モノはないという。日差しもあってち
ょっと汗ばんできたところだったので、車でなければビールの1杯でも飲んで地元の方とちょっと話をするのもいいもんだが、この先の行程も考えてさすがにそれはパス。とりあえず先に進むことにした。

 DeQuincy からは西へと向かう。
結構気持ちのよい山道だ。地図を見ると隣の町 Starks までは小一時間くらいの距離か、そこの交差点にGSがあったので給油する。
 ところでこちらのGSは昔からほとんどいわゆる「セルフ」。給油機でのカード決済が基本だが10年くらい前からは本人認証のためかZIP CODEの入力が求められるところが増えてきた。当然日本の郵便番号はNGなのでそういう時はいちいちオフィスに行って金額なりガロン数なりで先に精算してから給油する。
 僕が給油していると地元?のオッサンが
 「隣にレスト
ランがあるよー」
 と叫んで通り過ぎた。
 (おー、こちらのことをお見通しか・・・)
 でもそのオッサンが行く先の建物はまったく窓のない倉庫のような外観。
2013092102 (3)知らなければとても食事ができる場所とは思えない。でも「渡りに船」とその店へ・・・
店内にはここも結構なお客さん。さっきのオッサンはビール片手に友達と昼間からなんか盛り上がっている。(一瞬、店の関係者が宣伝をかねて声をかけたのかと思ったがそうでもなさそう・・・)

 ここでは今回初めてのハンバーグ(経験則からいってこういった小さな町の店のは旨い)を注文。(カミサンはまたしてもタコサラダ) で、付け合せを聞かれる。普通はポテト(フライかマッシュ)が一般的だがここはルイジアナ、ライス2013092102 (2)もある。なのでそれを・・・
 ところで、今回何度も米の飯(といってもこっちでは野菜の一種?)を食った
2013092102 (1)が以前に比べて格段に旨くなっている。ハイブリッドなのかもしれないが、こいつがTPPで日本に入って10分の1くらいの価格だったら特別な銘柄米以外は駆逐されそうだ。もちろんアメリカもそれを狙っているのだろう。(その辺はちょっと難しい問題ですが・・・)
 カミサン
はタコサラダにライスを混ぜて「タコライス」だって。うん、それもまたいいかも・・・
 
 食事の後は(時間も遅くなったので)まっすぐガルヴェストンへ向かう。
   
      で I-10 へ入りしばらく走ると州境だ。ここでおなじみのヴィジターセンターへ寄る。
 
 そこでテ2013092102 (4)キサス州の式ガイドブックをいただく。これはとっても充実していて、使い勝手もよい。最初に2013092102 (6)もらったのは15年ほど前だったか Laredo のツーリストインフォメーション。とりあえず寄ってみたら2013092102 (8)お姉さんがそいつをくれたのだった。街毎の情報が載っていて、当時重宝していた Mobile Travel Guide のテキサス版(しかもオールカラーの贅沢なつくり)のようだった。以後もこちらに行く際にはその前のバージョンを持って旅をしていた。 (これは郵2013092102 (7)送だとアメリカ、カナダへしか送ってくれないのでチャンスがあれば貰うことをお勧めする。)

2013092102 (5) ここで一服した後は再び I-10 を西へ。
 
  インターステートをガンガン飛ばして Winnie で降りる。あとはまたメキシコ湾目指して南へ下っていく。
  州は違えども4日目に走ったのと同じような湿地帯が続くまっすぐな道。そういえばルイジアナではキャメロンのLNGプラントが建設中だったが、こちらでも向かうガルヴェストンのちょっと先、フリーポートでやはりそいつが進行中らしい。
 途中ものすごく大きな橋を渡ると間もなくT字路にぶつかる。その先にはメキシコ湾が広がっている。右折し、海沿いの道路を西へと向かう。この辺もリゾートか、やはり別荘っぽい建物が目立つ。売り出し中の物件も多くて、まだ最近
開発されたよう。海岸へと続く道に入ろうかと思ったがその多くはプライベート道路。多少踏み込んでも文句は言われないだろうが、自重して先を目指す。(そういえばこの前後の写真がなかった。ずっとカメラを出すこともなく、走り続けていたんだった)
 2013092102 (11)2013092102 (12)そんな別荘地帯の真ん中にあった真新しいSCで"酒調達"を兼ねて小休止。
 SCとはいってもお客はまばら。シーズンオフなのだろう。
 ・・この季節この辺はハリケーンの通過道ですからね・・・
 
2013092102 (14)
  そこから間もなく、灯台が見えてきた。
    ガルヴェストン島へのフェリー乗り場まで、もうすぐだ。

2013092102 (26) このフェリーも公道扱2013092102 (30)いなので無料。乗船時間は20分ほどだが、しばしの船旅気2013092102 (24)を味わう。

2013092102 (23)  2013092102 (19)

  


  船はか2013092102 (20)なりのスピードで進んでいるのだが、なかなか対岸には近づかない。

  まあ、海をみつめながらのんびりするのもいいもの。
  2013092102 (22)2013092102 (21)

途中、反対側からのフェリーとすれ違う。
  



  そして、たどり2013092102 (56)着いた塒はここ。財布と相談しながら決めたので中心地からはちょいと離れてはいるが2013092102 (35)それでも海の目の前。
2013092102 (34) フロントにはヒスパニックのお嬢さんたち。オッサンの名前を「なんて読むの?」って聞いてくる。 ゆっくりしゃべるとみんなが繰り返す。
 ホテルのフロントが日本語教室か・・・
 でも、ひとりとってもうまく発音した子がいて
 「日本語の勉強すれば・・」 って、言ってしまいました。
 (それもホスピタリティーの一環なのか…)
2013092102 (36)
 それ以外にもここで働く人たちはみんなヒスパニック、翌日のエレベーターでも相手の Sorry って言葉にカミサンが No hay de que って答えたら表情がとっても緩んでいました。(オッサンは De nada って言っただけ。単語2つ分差をつけられた・・)
2013092102 (37)
 2013092102 (42)もう運転する必要はないので先ほど調達したワインを片手に一休み・・・っと。

 そうしている間に(さすがに秋の陽か)あっという間に外は暗くなってきた。

 やはり海のそば、なにかおいしいシーフードを食いたい・・・とさきほどのフロントへ。
 「じゃあ、ここ」
 って、渡されたのがレストランのネームカード・・・に彼女のサインがはいったもの。
 「これを持っていくと割引(たいしたことはなかった・・・多分2%くらい)になるわよ」
 とのこと。きっ2013092102 (65)と少しはキックバックがあるのだろう。(まあ、持ちつ持たれつってとこですか)
 夕闇の海岸を歩く。2013092102 (78)
 2013092102 (67)


  

 たまにはこんなのもいいもんだ、(って思うのは、やはり歳食ったせいかねぇ・・でも、それも悪くは無い)
 
         2013092102 (81)そして着いた先はここ。2013092102 (107)
  2013092102 (105)来る途中にも目をつけていた店だった。

    結構混んでいて、室内ではちょっと待つようなのでテラス席に案内してもらった。
 2013092102 (108)2013092102 (111)
  カクテルは久しぶり・・・(でもないか)

  2013092102 (113)
2013092102 (112)




 ここでメインに選んだのはStuffed Flounder、昔やはりLA/TXの州境のレ2013092102 (119)ストランで食べてうまかったメニューだ。要するにヒラメに詰め物をしてオーブンで焼いたものなのだが、おいしい南部料理。    ま、当然、カキやチャウダーはそ2013092102 (94)の前に・・・・2013092102 (118)


  と、一日だけのリゾート気分に浸ったオッサンであった。


                                                                              
                                               #09へ続く===>
<9/20/2012  走行ルート>  
Lafayette-I10-West Lake-LA379-LA179-LA27-DeQuincy-LA12-LA35-Starks--LA109-Toomay-I10-Winnie-TX124-TX87-ferry-TX3005-Galveston


mackkmackk55 at 06:33│コメント(2)トラックバック(0)米(USA) | 

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この記事へのコメント

1. Posted by takaboh   2013年04月28日 20:07
雲一つないアメリカの空は素晴らしく青く、広いですねぇ! アルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」を思い出しました。

リゾート地の写真では、「ホテカル」のメロディーが頭に浮かんできました。

いつもアメリカ気分を味わせていただき、ありがとうございます。m(_ _)m








2. Posted by mackk   2013年04月29日 08:20
そう、今回前半は雨にたたられましたが後半はずっとよい天気でした。

アメリカの田舎で空を見ると視野が広いせいか、とってもゆったりした気分になります。
そんな空の下をカーラジオから流れる音楽を聞きながら走るのは気持ちのいいものです。

夜の海岸の写真は手振れで見苦しくてすみません。

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