2013年04月21日

  2012usa (563)6日目の1>  DeQuincy Railroad Museun 
 
                      2012年 9月20日  晴       <お休みしていたアメリカ編再開です>
      <=5日目へ    前夜、いろいろ悩んだがこの日はメキシコ湾のリゾート Gulveston へ向かうことにした。観光地ということで ホテルは Expedia で予約。(スマホでここまでできるなんて、本当に便利になったもんだ)
   まっすぐ行ってそちらでのんびり過ごすのもいいが、この際前回行き損ねたここへ行くことにした。Lafayette からはとりあえず I-10 を西へ向かう。
Lake Charles を過ぎてすぐ、West Lakeでフリー・ウェイを降りて北へ進路をとる。
 途中ごちゃごちゃした道を通っていくのだが、このあたりは鉄道の線路を何回か渡る。
ほぼその線路に沿った道のようだ。 幹線道路に出たらあとは一直線に北へ向かう。右側に線路が寄り添っていて行き先への期待感も高まる。
 DQ (2)2012usa (564)
  DeQuincy は小さな町だった。ので、すぐに目的地に到達できた。
 かつてはニュー・オリンズとダラスを結ぶ鉄道の要衝として栄えていたDQ (1)ということだが・・・それも第二次大戦後のモータリゼーションの発達によって鉄道がだんだん忘れ去られるようになってからは衰退の一途を辿った。
  ところで、ニュー・オリンズとダラスを結ぶ・・ってことはこの旅の初日に訪れたあの鉄道と繋がっていたのかと思った・・・が、あちらはサザン・パシフィック、こちらはカンザスシティ・サザンというそれぞれ別の会社が運営していた路線。
 そんな風に都市間を結ぶいくつかの鉄路があったということだけでも往時の繁栄がうかがえる。
 そしてその1923年当時の駅が今は鉄道博物館になっている。駅前には線路があって東西へと続いている。もう、この線路を走る列車はないのだろうか・・・・
DQ (3) 
DQ (31) ドアを開けて中に入る。そこはかつての待合室で今はギフトショップになっている。
 すぐに、妙齢
DQ (43)の女性が現れて 「いらっしゃい。どちらから来たの?」
 日本からで、今はラファイエットからガルヴェストンへ向かう途中だと言うと、
   「あぁ、ガルヴェストンね。いいところよ」

 まずは、ここの歴史などを
綴った4分間のヴィデオを見せてもらう。その間も係りの方は色々丁寧に説明してくれた。現在いるこの場所はカラード専用の待合室で、奥に白人用の広い部屋があるそう。 
 ここでも昔の人種間の差別などいろいろ思ってしまうが、それも当時は普通のことだったのだろう。
 (きっと、今も普通のことが後の世代から見たら「えぇ!」ってことがあるに違いない)
DQ (23) かつてはこの駅前には銀行や各種のお店などがあってとっても賑わっていたそうだ。人口も今の数倍はあって鉄道の街として栄えたらしい。


DQ (20)  その後は隣の荷物取り扱い室へ案内された。
 DQ (15)DQ (16)昔はここで外から貨物を搬入して鉄道に積んでいたところで、外側からの段差がないように設計されている。
  
そのあたりも合理的な造りだったようだ。
DQ (14) 




DQ (19)
 ところでこの部屋、現在は鉄道のハード部分の展示室となっていた。
 かなり広い部屋で、ここでもそれぞれの部品について細かく説明してくれた。
 保守に使う道具や、信号のことなど上っ面だけ知ってはいたがこのようにその現物を前にするとやはり理解が深まる。また、この建物の構造も秀逸で天井の梁が幾重にも重なっていてそれもまた素晴らしかった。

 ここで、説明を聞いていると機関車の汽笛が聞こえてきた。
 「見に行きたい? 行くわよね」
 って、おばちゃんが言った。と思ったら走り出した。
 (この方、杖を突いていてちょっと足が大変なのに大急ぎで「こっち、こっち」と僕らを案内する)
  どう
やら、駅(ミュージアム)の裏側にはDQ (5)現役の線路があって貨物列車が時々DQ (4)来るらしい。
DQ (6) やってきた機関車はKCSの代表格?EMD-SD70か。すぐ目の前を通過するディーゼル機関車の迫力はすごい。
 数えはしなかったがおそらく百両近くの貨車を牽引していた。
2012usa (593)2012usa (597)2012usa (598)

   再び元の場所に戻って解説の続きを聞く。
 それぞれの展示物についてかなり専門的な内容の説明。
 その場では納得しつつ今になってしまえば細かくは覚えていないのが情けない。
 で、しばらくしてまた・・・・汽笛の音が。
2012usa (573) またしても走って外へ出る。
 今度も同じ方向(東から西へ進む貨物列車)だった。



  DQ (13)DQ (21) そしてもうひとつの部屋に案内してもらう。(かつての白人用の待合室)
 ここにも数多くの鉄道遺産?が展示されている。DQ (26)
 
 その一つ一つをとっても丁寧に説明してくれる。
 言葉は半分くらいしか理解できないが、それで
DQ (7)も鉄道に関することはわかるのがうれしい。
 駅の金庫や、切符の販売のこと、機関士、助手、車掌、ブレーキマン、駅務員ごとに専用の帽子や制服のこと
などそれDQ (28)ぞれの現物を前にして教えてもらう。

 その一言一言にはここでそうやっている誇りが感じられる。DQ (24)



DQ (27)DQ (25)





  
   お決まりの?ジオラマもあって楽しく列
車を走らせてもらう。
DQ (8)  そばには汽笛を体験できる紐がぶら下がっていて、紐の引き方によって音が違いそれがそれぞれ別の信号になるという。(これは何度もひっぱてしまった)
DQ (10)DQ (11)DQ (30)





DQ (33)

DQ (9) 2012usa (602)また、このトイレは当時から使われているものだが現役だという。
 で、ここで昔の気分に浸りながら用足し。
 
         その後もいろいろ詳しい話を聴くとこの方のお父さんが鉄道マンだったという。
 DQ (51)兄妹の末っ子だったということで、父親が運転する機関車が通ると家族みんなで見にいっていたらしい。
 また昔、その父上と鉄道で色々なところを旅したのが思い出だとのことなどなど、本当に鉄道を愛しているんだと感じさせてくれる一言ずつに敬服する。
 今は”I have 2 babies...2boys” って言っていましたが、一人はテキサス、一人はルイジアナに住んでいるという。
 DQ (50)
  「あとはゆっくり自分たちで見学してね・・・・」ってことで、本当にゆっくり見させてもらった。
          アDQ (34)ウトサイドには機関車、客車、制御車が展示されている。
DQ (35)DQ (36)DQ (37)

 



DQ (39)




DQ (46)
  DQ (45)外の様子も楽しい。いかにもアメリカの鉄道全盛期が伺われるよう・・柱の補強材?としてレールが使われているのがまた楽しい。多分後からのものだとは思うが、鉄道に携わる人たちはDQ (48)どの国でもそんな風に資材を大切に使ってきたことがわかってちょっとうれしい気がした。

DQ (13)
DQ (47)





DQ (52)DQ (44)


DQ (49)
DQ (38)





 気が付いてみたらここに3時間近くいた。
 ギフトショップで昔の時刻表などを買って、最後に・・・ Mama Mary さんにお礼を言って後にしたのだが、鉄道を愛する人とその素晴らしさを味わえたのが嬉しかった。
  
                                                                その8へ続く===>


mackkmackk55 at 22:48│コメント(2)トラックバック(0)米(USA) | 

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この記事へのコメント

1. Posted by takaboh   2013年04月22日 22:04
 写真で見るアメリカの町は、ゆったりと時間が流れているようで、時間もタイムスリップしているような錯覚に陥ってしまうような感じですね。

 小生の父親は国鉄マンでしたし、家も駅の近くにあったので、列車の写真を見ると子どもの頃見た風景を思い出します。
2. Posted by mackk   2013年04月23日 21:10
本当にいつもコメントいただきありがとうございます。

今回はこの鉄道ミュージアムだけでしたが、「ちょい鉄」の私にも凄く楽しめました。
案内していただいたMaryさんのおかげだとも思いますが・・・

最近は環境面からも鉄道が見直されていますね。
インフラには経費がかかりますが、やはり自分もレールの響きが好きです。

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