2013年02月26日
<2日目> 諏訪峡と水上温泉 2012.11.11
<==1日目へ
翌朝も曇り空。天気がよければ天神平までロープウェイで行って観光客気分に浸ろうかとも思っていたのだが・・・宿の女将さんによれば
「先週あたりは下から緑、紅そして山頂の雪の3色が楽しめたんだけどねぇー」
まぁ、でもこれも天気予報どおり、素直にバスで諏訪峡に向かうことにする。
旅館のすぐ前にもバス停はあるのだが、まだ時間があったので、湯桧曾の駅まで散歩する。
駅入口は何か要塞のよう。これは最近(といっても数年前だったか)、新しくなった駅で以前は普通の駅舎だったと記憶している。ここは水上からの下り線が新清水トンネルに入るあたりでそのホームは地下駅となっているが上りは逆に高架駅(と、いうか崖っぷちにある)。
無人駅なので勝手にホームに入ってみた。
時刻表を見ると停車する列車は上下ともに一日5本、新幹線ができてからはここを通過して上越国境を超える乗客も少ないのだろう。
駅前からはバスで、まずは水上駅までは昨日の道をもどっていく。駅で乗り換えて諏訪峡へ・・・
運転手さんに降りる場所を聴くと、やはり「道の駅(水紀行館)」のそばの「小学校前」がいいと言う。わずか10分程度ではあるが乗客が我々だけだったので、いろいろ周りの景色や紅葉のことなどを解説してくれた。
で、程なくその停留所に到着し、お礼を言って下車。 まあ、ここは何度か来ているので土地勘はある。 が!
降りてまもなく、大変なことに気づいた。
「カ、カメラがない!!!!!」
(そう、バスの座席に置きっ放しでした)
「まったく!何やってんの!!」
と、怖い山の神から叱責されながらも、オッサン冷静な対応(勿論今だから言える)。
まずは関越交通の水上営業所に電話、係りの方はとっても真剣に応対してくれました。こちらの携帯の電話を教えて・・・・数分後に返信。
「ありました。そのバスが上毛高原から折り返してくるのでxx分頃、バス停で待っていてください」
というわけで、その間の1時間弱は道の駅をはじめとしたみやげもの物色での時間つぶしとなった。
(もちろん、バス会社の皆さんへ簡素ではあるがお礼も・・・)
運転手さんには固辞されましたが無理やり渡して、カメラ生還。(やれやれ・・・)
そして目指す諏訪峡だが利根川沿いに遊歩道が続いている。
全長2.5km約1時間半の道のり、行き着く先には昔行った「諏訪の湯」というなかなかいい公共浴場がある。
だが、現在は途中から通行止め。それはあきらめていけるところまで歩いていくことにする。
まずは道の駅の脇を笹笛橋へ…このあたりはツアーの観光客も多い。
その橋を渡って左岸へ。
少しだけ川幅が狭まり、だんだん紅葉も鮮やかになってくる。で、今回いけたのは「見晴」という場所まで。
昨日通った上越線のレールがすぐ脇にある。
帰りの諏訪大橋。これも昨日列車から見えた吊り橋だ。
ここでは怖いもの知らず?の若者が「バンジージャンプ」に挑戦している。
まあ、縁のない世界。だが見ている分にはその勇気を称えたくなる。
カヌーやラフティングも盛んでこのあたりは楽しめる遊びも多い。
こちらはそのうちチャレンジしてみてもいい。
帰りは先ほど渡った笛吹橋をスルーして左岸を辿る。ここまで戻るとほぼ公園的な遊歩道。
ここらあたりで昨日こちらに来た時間になる。どこかでSLの雄姿が撮れないかと思案している間にもう、あのドラフトが聞こえてきた。
川の土手の下から何とかそれは収めることができたが・・・・
再び「道の駅」に戻って一服後は温泉街へ。
昼飯はここで頂いた。以前車で来た時にGSで教えてもらった「やぶそば」さん。
そばはいうまでもないが、このてんぷらが旨い。
ご主人自ら採ってくるという山菜が絶品だ。
おきまり「最後の一浴」は温泉街の「ひがきホテル」さんでいただく。 昔からの水上の湯(源泉名も旧湯)。ナトリウム‐カルシウム‐硫酸塩・塩化物泉の湯は久しぶりに歩いた足をほぐしてくれた。
露天から眺める川面もすがすがしい、いい風呂だった。
帰路は水上駅前で購入の生クリーム入りドラ焼きをアテにワンカップを楽しみつつ、上越線の普通列車と湘南新宿の快速で・・・
のんびり車窓を愛でるオッサンであった。
<==1日目へ
翌朝も曇り空。天気がよければ天神平までロープウェイで行って観光客気分に浸ろうかとも思っていたのだが・・・宿の女将さんによれば
「先週あたりは下から緑、紅そして山頂の雪の3色が楽しめたんだけどねぇー」
まぁ、でもこれも天気予報どおり、素直にバスで諏訪峡に向かうことにする。
旅館のすぐ前にもバス停はあるのだが、まだ時間があったので、湯桧曾の駅まで散歩する。
駅入口は何か要塞のよう。これは最近(といっても数年前だったか)、新しくなった駅で以前は普通の駅舎だったと記憶している。ここは水上からの下り線が新清水トンネルに入るあたりでそのホームは地下駅となっているが上りは逆に高架駅(と、いうか崖っぷちにある)。
無人駅なので勝手にホームに入ってみた。
時刻表を見ると停車する列車は上下ともに一日5本、新幹線ができてからはここを通過して上越国境を超える乗客も少ないのだろう。
駅前からはバスで、まずは水上駅までは昨日の道をもどっていく。駅で乗り換えて諏訪峡へ・・・
運転手さんに降りる場所を聴くと、やはり「道の駅(水紀行館)」のそばの「小学校前」がいいと言う。わずか10分程度ではあるが乗客が我々だけだったので、いろいろ周りの景色や紅葉のことなどを解説してくれた。
で、程なくその停留所に到着し、お礼を言って下車。 まあ、ここは何度か来ているので土地勘はある。 が!
降りてまもなく、大変なことに気づいた。
「カ、カメラがない!!!!!」
(そう、バスの座席に置きっ放しでした)
「まったく!何やってんの!!」
と、怖い山の神から叱責されながらも、オッサン冷静な対応(勿論今だから言える)。
まずは関越交通の水上営業所に電話、係りの方はとっても真剣に応対してくれました。こちらの携帯の電話を教えて・・・・数分後に返信。
「ありました。そのバスが上毛高原から折り返してくるのでxx分頃、バス停で待っていてください」
というわけで、その間の1時間弱は道の駅をはじめとしたみやげもの物色での時間つぶしとなった。
(もちろん、バス会社の皆さんへ簡素ではあるがお礼も・・・)
運転手さんには固辞されましたが無理やり渡して、カメラ生還。(やれやれ・・・)
そして目指す諏訪峡だが利根川沿いに遊歩道が続いている。
全長2.5km約1時間半の道のり、行き着く先には昔行った「諏訪の湯」というなかなかいい公共浴場がある。
だが、現在は途中から通行止め。それはあきらめていけるところまで歩いていくことにする。
まずは道の駅の脇を笹笛橋へ…このあたりはツアーの観光客も多い。
その橋を渡って左岸へ。
少しだけ川幅が狭まり、だんだん紅葉も鮮やかになってくる。で、今回いけたのは「見晴」という場所まで。
昨日通った上越線のレールがすぐ脇にある。
帰りの諏訪大橋。これも昨日列車から見えた吊り橋だ。
ここでは怖いもの知らず?の若者が「バンジージャンプ」に挑戦している。
まあ、縁のない世界。だが見ている分にはその勇気を称えたくなる。
カヌーやラフティングも盛んでこのあたりは楽しめる遊びも多い。
こちらはそのうちチャレンジしてみてもいい。
帰りは先ほど渡った笛吹橋をスルーして左岸を辿る。ここまで戻るとほぼ公園的な遊歩道。
ここらあたりで昨日こちらに来た時間になる。どこかでSLの雄姿が撮れないかと思案している間にもう、あのドラフトが聞こえてきた。
川の土手の下から何とかそれは収めることができたが・・・・
再び「道の駅」に戻って一服後は温泉街へ。
昼飯はここで頂いた。以前車で来た時にGSで教えてもらった「やぶそば」さん。
そばはいうまでもないが、このてんぷらが旨い。
ご主人自ら採ってくるという山菜が絶品だ。
おきまり「最後の一浴」は温泉街の「ひがきホテル」さんでいただく。 昔からの水上の湯(源泉名も旧湯)。ナトリウム‐カルシウム‐硫酸塩・塩化物泉の湯は久しぶりに歩いた足をほぐしてくれた。
露天から眺める川面もすがすがしい、いい風呂だった。
帰路は水上駅前で購入の生クリーム入りドラ焼きをアテにワンカップを楽しみつつ、上越線の普通列車と湘南新宿の快速で・・・
のんびり車窓を愛でるオッサンであった。
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この記事へのコメント
1. Posted by takaboh 2013年02月27日 06:28
湯桧曾温泉、名前さえ知りませんでした。
峡谷の流れと紅葉、なかなかいいところですね。
バンジー・ジャンプ、カヌーなどもできるんですね。
カメラ、良かったですね。ブログではそのお話も普通はスルーすると思うのですが、旅の一コマとして、「えっ、どうなったの?」と思いながら、その展開を読ませていただきました。
峡谷の流れと紅葉、なかなかいいところですね。
バンジー・ジャンプ、カヌーなどもできるんですね。
カメラ、良かったですね。ブログではそのお話も普通はスルーすると思うのですが、旅の一コマとして、「えっ、どうなったの?」と思いながら、その展開を読ませていただきました。
2. Posted by mackk 2013年02月27日 21:33
いつもありがとうございます。
昨秋の紅葉はどこも美しいと聞いていながらなかなかピンポイントではいけませんでした。
たまたまこの時の諏訪峡は絶好のタイミングみたいだったようです。(写真はたいしたことないですが・・・)
> ブログではそのお話も普通はスルーすると思うのですが、旅の一コマとして、「えっ、どうなったの?」と思いながら、その展開を読ませていただきました。
私としては一大事だったので、書いてしまいました。
(その手のことはよくあって、それも旅のスパイスと思っております)
昨秋の紅葉はどこも美しいと聞いていながらなかなかピンポイントではいけませんでした。
たまたまこの時の諏訪峡は絶好のタイミングみたいだったようです。(写真はたいしたことないですが・・・)
> ブログではそのお話も普通はスルーすると思うのですが、旅の一コマとして、「えっ、どうなったの?」と思いながら、その展開を読ませていただきました。
私としては一大事だったので、書いてしまいました。
(その手のことはよくあって、それも旅のスパイスと思っております)