2012年05月07日
Ryman Auditorium @ Nashville (hobo in the past #002)
しばらくサボっていた更新ですが、いつも素晴らしい音楽を紹介してくれるtakabohさんのブログに触発されてライマン公会堂のことを思い出しました。
1892年にリバーボートの船長である、トーマス・ライマンが中心となって建てられたこの建物は当初サミュエル・ジョーンズという復興派論者のために作られた「礼拝堂」だったそうすが、1943年からWSMのグランド・オール・オプリーの公開放送で使わるようになってからはカントリー音楽の聖地となりました。
しかし、74年に現在のオープリ会場ができてからは使用されなくなっていました。
僕が初めてナッシュヴィルに行った87年には ”もう、壊される” との噂もあり、ぜひともその姿?を見たいと思っていたのですが、当時は残念ながら鉄のフェンス(日本でも建築現場によくあるようなヤツ)に囲まれていてほとんど見ることができませんでした。きっと既に取り壊しにかかっているんだろうな・・・と、ちょっと切ない思いを懐いたものです。
ところがその5年後 Emmylou Harris が "Live at the Ryman" という、素晴らしいライブアルバムを発表してくれて、そこがまた復活していることを教えてくれました。きっとその20年弱の間にはいろいろな方たちの努力があったのだろうということは察せられますが、その時はそのライブアルバムを聴きながらなんかほっとした感じがしたのを覚えています。
Nashville の町は北西から南東にかけての斜面に位置しています。北側の高台に州議事堂などの公共施設があり南側はメイン・ストリート(Broadway) を越えるといかにもダウン・タウンという感じの町並みという(最初に行ったときはちょっと危ない感じがしたものです)配置になっていました。
<ただ、その下町も2回目に行った2007年には再開発されたらしく、Hall of Fame もその場所に移転するなどずいぶん近代的な地域に生まれ変わっていました。>
公会堂はその坂の中間地点ぐらいの傾斜地にあります。
現在はコンサートなどのイベントがない昼間は見学が可能(有料)です。
外観はシックなレンガ色で、いかにもという感じでした。
半円形のホールは2000人強くらいの収容力でしょう。椅子も礼拝堂らしい長椅子で、ホール周りのステンドグラスが素晴らしい。外通路にはそこここに往年のカントリーの大御所の公演ポスターなどが展示されています。
もちろんホールに入ることもできます。その椅子に座るとなぜか厳かに感じてしまうのはやはり、もともと礼拝堂だったからなのでしょうか。
センターステージではメインマイクの前で記念写真を係りの方が撮ってくれます。
(実は僕もギター片手にとってもらったのですが、当時のデジカメのデータが行方不明でした)
エミルーのライブの後も、NGDBやチーフテンズ、リヴォンなど多くのミュージシャンが素晴らしいライヴを残しているこの場所。これからもまだまだ、多くの名演奏が繰り広げられるでしょう・・・・・
と、いうことでここでのライブ画像を探してみました。本当はエミルーのをアップしたかったのですがみつからなかったのでこれを・・・(ところでこのバンジョー、バーニー・レドン?・・・・ってことはないか・・・・もちろん僕にとっては Neil も最高のミュージシャンです。また、ここで彼のことを書いたらきりがなくなるのでそれはまた、次の機会に・・・・)
訪問日=2007.8.??
しばらくサボっていた更新ですが、いつも素晴らしい音楽を紹介してくれるtakabohさんのブログに触発されてライマン公会堂のことを思い出しました。
1892年にリバーボートの船長である、トーマス・ライマンが中心となって建てられたこの建物は当初サミュエル・ジョーンズという復興派論者のために作られた「礼拝堂」だったそうすが、1943年からWSMのグランド・オール・オプリーの公開放送で使わるようになってからはカントリー音楽の聖地となりました。
しかし、74年に現在のオープリ会場ができてからは使用されなくなっていました。
僕が初めてナッシュヴィルに行った87年には ”もう、壊される” との噂もあり、ぜひともその姿?を見たいと思っていたのですが、当時は残念ながら鉄のフェンス(日本でも建築現場によくあるようなヤツ)に囲まれていてほとんど見ることができませんでした。きっと既に取り壊しにかかっているんだろうな・・・と、ちょっと切ない思いを懐いたものです。
ところがその5年後 Emmylou Harris が "Live at the Ryman" という、素晴らしいライブアルバムを発表してくれて、そこがまた復活していることを教えてくれました。きっとその20年弱の間にはいろいろな方たちの努力があったのだろうということは察せられますが、その時はそのライブアルバムを聴きながらなんかほっとした感じがしたのを覚えています。
Nashville の町は北西から南東にかけての斜面に位置しています。北側の高台に州議事堂などの公共施設があり南側はメイン・ストリート(Broadway) を越えるといかにもダウン・タウンという感じの町並みという(最初に行ったときはちょっと危ない感じがしたものです)配置になっていました。
<ただ、その下町も2回目に行った2007年には再開発されたらしく、Hall of Fame もその場所に移転するなどずいぶん近代的な地域に生まれ変わっていました。>
公会堂はその坂の中間地点ぐらいの傾斜地にあります。
現在はコンサートなどのイベントがない昼間は見学が可能(有料)です。
外観はシックなレンガ色で、いかにもという感じでした。
半円形のホールは2000人強くらいの収容力でしょう。椅子も礼拝堂らしい長椅子で、ホール周りのステンドグラスが素晴らしい。外通路にはそこここに往年のカントリーの大御所の公演ポスターなどが展示されています。
もちろんホールに入ることもできます。その椅子に座るとなぜか厳かに感じてしまうのはやはり、もともと礼拝堂だったからなのでしょうか。
センターステージではメインマイクの前で記念写真を係りの方が撮ってくれます。
(実は僕もギター片手にとってもらったのですが、当時のデジカメのデータが行方不明でした)
エミルーのライブの後も、NGDBやチーフテンズ、リヴォンなど多くのミュージシャンが素晴らしいライヴを残しているこの場所。これからもまだまだ、多くの名演奏が繰り広げられるでしょう・・・・・
と、いうことでここでのライブ画像を探してみました。本当はエミルーのをアップしたかったのですがみつからなかったのでこれを・・・(ところでこのバンジョー、バーニー・レドン?・・・・ってことはないか・・・・もちろん僕にとっては Neil も最高のミュージシャンです。また、ここで彼のことを書いたらきりがなくなるのでそれはまた、次の機会に・・・・)
訪問日=2007.8.??
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この記事へのコメント
1. Posted by takaboh 2012年05月08日 22:57
ライマン公会堂っていうとやはり音楽ファンにとっては、聖地みたいな響きを感じるところですが、なかなか現地に行くということはできません。
mackkさんのご紹介で、少しはその雰囲気を感じることができました。ありがとうございます。m(_ _)m
やはり素晴らしいところのようですね。
ニール・ヤングも良かったです。m(_ _)m
mackkさんのご紹介で、少しはその雰囲気を感じることができました。ありがとうございます。m(_ _)m
やはり素晴らしいところのようですね。
ニール・ヤングも良かったです。m(_ _)m
2. Posted by mackk 2012年05月09日 03:12
いつもありがとうございます。そして勝手にリンク貼らしてもらってしまってすみません。
(リヴォンのライヴでつい思いだしてしまったもんで・・・Nashvilleネタが続いてしまいました)
これからもよろしくお願いします。
(リヴォンのライヴでつい思いだしてしまったもんで・・・Nashvilleネタが続いてしまいました)
これからもよろしくお願いします。