2011年11月05日

  4日目 のんびりと室堂へ    (2011年8月24日 曇りときどき雨のち晴)  
五色ヶ原山荘7:00-7:50ザラ峠(2,342m)8:10-9:10獅子岳下9:40-9:50獅子岳(2714m)9:55-10:55鬼岳北11:15-12:10富山大研究所12:20-12:30浄土山12:35-13:45室堂13:50-14:00みくりが池温泉

110824 (1)110824 (4)110824 (6)
 





    こちらに来て4日目、初めて雨のない朝だった。
  (なので、この日のレポは乱雑に並ぶ写真だらけとなることをお許しください) 
  小屋の方の話でも十何日ぶりとか・・
  思わず外へ出て針の木や北葛岳、そして裏銀座から槍穂、笠にいたるまでの山々を眺めた。110824 (9)

110824 (12) 
    この日ものんびり、ベルギー人夫妻を見送ってから(多分)最後の出発となった。


110824 (38)110824 (41)110824 (40)
    110824 (21)




 110824 (43)110824 (55)110824 (57)110824 (58)110824 (61)







    110824 (66)      五色が原の台地を周りの景色を堪能しつつ、何度も
振り返りながら歩く。
110824 (70)110824 (69)
     台地の北端か
110824 (67)らは立山方へ折れて急な下りだ。左手は火口の跡かすごい崖になっている。
 
110824 (76)
下りきったところが「ザラ峠」、佐々成政のさら110824 (77)さら越えで有110824 (80)名なところだ。



   400年以上も前にしかも雪に覆われた厳冬期に立山からここを通り、信州側に降りたというのはにわか
には信じられない話である。このルート110824 (82)は以後も信州と越中を結ぶ有料道路として利用されてきたという。
 110824 (85)
 そんな昔のことを思いながら峠の左右を見ていたら、またしても雨が落ちてきた。
 110824 (88)(今日こそ雨具なしで歩けると思ったのに・・・・・・)
 しぶしぶながらまたレインウェアを着て出発。
 
  ここからはまた300m弱の登りだ。
110824 (90)110824 (91)110824 (93)110824 (94)   最初はジグザグのきつい道をぐんぐんと登っていく。途中の梯子場を過ぎると岩とハイマツの道になる。頂上直下のあたりで雨も上がってきた(ちょうどきつい登りの間だけ雨が降っていたことになる)ので、雨具を脱いで大休止とした。

110824 (95)110824 (96) 向かい
には黒部湖とその先の山々が見えてきた。

 
110824 (99)
110824 (98)


  少しずつだが青空も顔を出す。ずっと向こうには富士山がうっすらとそのシルエットを浮かべている。
 110824 (106)
 110824 (109)






110824 (114)110824 (116)110824 (117)110824 (118)110824 (121)






休んだ場所からはほどなく獅子岳頂上だった。そして、初めての頂上からの眺望(まだまだすっきりとはいかなかったが)。やっと山に登ったという実感が湧く。
110824 (138)
 そこからまたまた下り、もうほんの少しだけになった雪渓を渡っていく。

110824 (107)110824 (112)110824 (113)
110824 (108)110824 (124)

 花々が最後の輝きを見せている。
110824 (125)110824 (132)110824 (134)110824 (135)



   

110824 (140)110824 (143)110824 (144)110824 (146)110824 (147)110824 (148)
 そのあとはまた足場の悪い道となる。崩壊した崖のようなところを登りしばらく行くと鬼岳だ。   (
ただしピークは巻いていきます)
110824 (151)110824 (152)110824 (161)110824 (166)




 
もうほとんど晴れてきていて、これまで苦労して越えてきた山が望める。薬師もその雄大な姿を見せてくれた。のんびりと後の”槍、笠”をふりかえり、写真に収めながら歩いていく。
110824 (171)110824 (177)110824 (178)110824 (181)


 鬼岳北側のちょっと広い岩の上で昼食。ここでは学生たちのパーティーも休憩中だった。
110824 (186)110824 (187)110824 (188) そこから下りて行くと、大手旅行会社のツアー団体に出会った。
 (正直言ってこの手のツアー、大嫌いなのだが・・・もしかしたら自分もいつかその一員となるような日がくるのかも..と思うと、複雑な気持ち)

  
  この辺りまでくるともう雄山が大きい。中腹には平行に延びる道が見える。以前歩いた東一の越への道だ。

  龍王岳への最後の登りをゆっくり詰めていく。今日歩いてきた山、五色から薬師の山並み、そして相変わらず槍から笠までのスカイラインが美しい。何度も何度も止まっては飽きずに眺める。西には鍬崎山とうっすらと見える日本海、弥
110824 (190)陀が原の向こうには大日三山も見えてくる。
 龍王の脇
を岩を伝いながら過ぎて行くとほどなく富山大研究所だ。ここでまた一息ついて周りの山々を眺める。立山の向こうには剱がでーんと聳えている。
あそこに登るのはいつになるんだろう・・・と思いながら見ていた。

そこで休んでいた一行もこれから五色へ向かうという。
(昨日と違
110824 (192)って110824 (193)今日は小屋は盛況だな)と思いながら、「気をつけて」と言葉を交わす。

もうここまでくれば着いたようなもの?と思ったが浄土山からの下りで、左足の指先が痛くなってきた。
   (下山後、病院にいったら「尋常性
疣贅(いぼ)」だった。=>実は3回目、癖になるのだろうか)110824 (194)

  ずっと下っていくので、どうしても指に体重がかかり、激痛が走る。
110824 (200)110824 (202)
110824 (196)110824 (198)



              おかげで、室堂平までは標準時間の倍近くかかってしまった。
 
 
  さて、今日の宿は「みくりが池温泉ロッジ」。相部屋しか取れなかったが温泉に浸かれるのがうれしい。
そしてここのフロントでもこちらの行程を聞かれて天気の話。夏場は「星空見学会」を企画しているとのことだが今年はまだ一回も実施できなかったらしい。
110824 (203)110824 (204)110824 (211) この時間、温泉はまだ日帰りの方たちが多いみたい。とりあえずまだ誰もいない部屋で荷を解いた後はテラス前の喫茶「みくり」で生ビール。アテには名物?のピザ。お勧めのホットソース「地獄のしずく」を楽しみながら頂く。その後は紅白?ワインも・・・・・・110824 (209)

 部屋に戻ると、もう同室の方々がいらっしゃった。ベッド上段には子供連れのお母さんと若いカップル、下段の僕らの向かいには関西からのご夫妻だった。ご夫妻としばらく山話、白山の山小屋で雷の中にいて一日閉じ込められたことなど(稲妻が真横に走って怖かったといいます)、興味深いお話を聞かせてもらった。
 
  温泉に浸かった後、夕食は食堂で。

 110824 (214)110824 (216)110824 (217)
 




    
 
    山の宿には珍しいローストビーフもうまかったが、立山の郷土料理「つぼ煮」がおいしかった。
 もともと宿坊で出されていた料理だそうで、新潟の「のっぺ」や会津の「こづゆ」のような煮物だが温かいまま出される。  あっ、もちろん「骨酒」はかかせません。

 相変わらずの長っ尻でだらだら飲みながらの食事。隣のご夫婦も旦那さんがお酒の追加などをしている。辛党のたしなみとして、その方にも骨酒を味わっていただく。岡山の方で「海ではなく山のほう」、とおっしゃっていたので美作三湯のことなど伺う。「あー、でも今来ちゃだめだよ。なでしこで大変だから」とのこと。「あぁ、そうですよね」・・・あちらでは凄いことになっているらしい。

 ご主人はつい最近定年を迎えたとのことで、奥さんの勧めで初めて山登りをしたという。その「初めて」がこの日、立山三山周回だったらしい。もともとスポーツはしていたとのことでしたが、いきなりでそれは凄い。「これからも山を楽しんでください」と、大山や蒜山の話で盛り上がった。

 食後には酔い覚ましに外のテラスに出てみた。見上げるとまさに満天の星空だ。三脚を立てて撮影している方もいる。僕も今回まったく使われなかった三脚をもってこようかとも思ったが(・・・もういい加減飲んでいるので・・・)、その方に星の撮り方などをお聞きする。

 見上げていると流れ星が二つ。願い事をする余裕はなかったがここまで降りてきてやっと山の夜を楽しむことができた。先ほどの岡山の方たちもテラスに出ている。オッサンもひと事ではない、定年後の暮らしについていろいろお話を聞かせてもらった・・・・上、ご主人から清酒「みくりが池」を頂いた。(ありがとうございます)

 そんな風にしているうちにテラスに人が集まってきた。すっかり忘れていたが今晩は、今年初めての「星空見学会」が開催されるようだ。ちょっとそそられたが、こちらは浴衣の上にダウンを着てるだけ。足元も宿のサンダルでは行けるわけはない。

 みなさんを見送ってから部屋に戻って(もちろんもう一度の入浴後)就寝とあいなった。

     =====>to be continued         最後の日まで、またお付き合いください


 


mackkmackk55 at 10:58│コメント(2)トラックバック(0) | 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by takaboh   2011年11月08日 23:58
素晴らしい風景の写真、堪能させていただきました。

ただただその風景の雄大さに圧倒されました。

私は本当に初心者なので、体力的にも装備や知識など、このような山を登れる気がしません。

でも、踏破されたら、気分が良かったでしょうね。

ありがとうございました。
2. Posted by mackk   2011年11月09日 18:01
拙い写真にコメント頂きありがとうございます。同じような絵を2枚も3枚も並べて自分でも見にくいブログですね・・・アナログ時代は1枚撮るのにも結構気合いを入れていたのですが、最近はお任せモードで撮ることが多くなりました。
考えてみると山も昔はもっとハードな歩きをしていたのですがこちらも最近はほどほどの山歩きでいいと思えるようになりました。(なので仰るほどのコースではありません。takaboh さんも時間さえあれば歩けますよ)

うーん、昔のことばかり振り返っていますね。もう、そんな歳になったということでしょうか(笑)

コメントする

名前
 
  絵文字