2016年09月
2016年09月19日
意外に?良かったうずしお温泉 2016年 5月 2日 (晴れ)
<== その4へ戻る
長崎港からはちょっとだけ路面電車に乗っていく。
昨日の堂崎天主堂でのヨハネもその聖人であるという、二十六聖人殉教の地へ行ってみようと思ったから。
ところでその二十六聖人だが、1596年のスペイン船フェリペ号の土佐での座礁をきっかけにキリスト教禁教を強化した秀吉の政策が発端だった。
京都・大阪で逮捕されたカトリック信者ら26人(判明している年齢では12~64歳、ヨハネ五島は19歳だった)が1597年2月5日(慶長元年12月19日) この地長崎・西坂で磔の刑に処された。 そしてその後も長い迫害の歴史が続く。
現在は公園になっており、記念碑と記念館(時間がなくて入館できなかった)がある。
複雑な思いを胸に長崎駅へ向かう。
さて、今回の計画変更で一番最後まで悩んだのがこの翌日の行動だった。それにより宿泊地も考慮しなくてはならないし、またその逆も言える。
そう言いつつも、名物「ハトシ」を手に佐世保行シーサイドライナーに乗り込む。列車はハウステンボス塗色のキハ200-14。ハウステンボスから先、佐世保までは非電化区間なのでディーゼル車だ。
この日は平日、なので通学の高校生たちが大勢乗ってくる。
諫早からは大村線。その名の通り大村湾に沿って線路は続く。
そういえば今回初めての列車旅。
夕暮れの海を見ながらのんびりと過ごす。
とは言っても乗ってる時間はわずか・・・あっという間にハウステンボスを通り、今宵の目的地に到着。
着いたのは佐世保本線との接続駅、早岐(はいき)。
当初、佐世保市内に泊まろうかと思っていたのだがここによさそうな宿があったのだった。その名は「パラダイスガーデン佐世保」(ずっとキリスト教関係を巡っていたのでつい”パライソガーデン”と呼んでしまう)、まあ、例によって宿の吊言葉「うずしお温泉 源泉掛け流し」に惹かれたのだった。
早岐駅からタクシーで数分、新しく建て増しされた新館のオープン記念ということもこの宿を選んだ理由、川に面した部屋には気持ちのいい風が吹き込む。
そしてもうひとつ、その掛け流し温泉の貸切風呂があるのだ。
いくつかある中でちょうど空いていたのがこの檜風呂。
ナトリウム・炭酸水素塩泉の湯は肌にしっくりの(思いのほか)いい湯だった。
締めはミニ宴会?
言うまでもなく、旨い肴を満喫したオッサンであった。
その6へ続く
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長崎港からはちょっとだけ路面電車に乗っていく。
昨日の堂崎天主堂でのヨハネもその聖人であるという、二十六聖人殉教の地へ行ってみようと思ったから。
ところでその二十六聖人だが、1596年のスペイン船フェリペ号の土佐での座礁をきっかけにキリスト教禁教を強化した秀吉の政策が発端だった。
京都・大阪で逮捕されたカトリック信者ら26人(判明している年齢では12~64歳、ヨハネ五島は19歳だった)が1597年2月5日(慶長元年12月19日) この地長崎・西坂で磔の刑に処された。 そしてその後も長い迫害の歴史が続く。
現在は公園になっており、記念碑と記念館(時間がなくて入館できなかった)がある。
複雑な思いを胸に長崎駅へ向かう。
さて、今回の計画変更で一番最後まで悩んだのがこの翌日の行動だった。それにより宿泊地も考慮しなくてはならないし、またその逆も言える。
そう言いつつも、名物「ハトシ」を手に佐世保行シーサイドライナーに乗り込む。列車はハウステンボス塗色のキハ200-14。ハウステンボスから先、佐世保までは非電化区間なのでディーゼル車だ。
この日は平日、なので通学の高校生たちが大勢乗ってくる。
諫早からは大村線。その名の通り大村湾に沿って線路は続く。
そういえば今回初めての列車旅。
夕暮れの海を見ながらのんびりと過ごす。
とは言っても乗ってる時間はわずか・・・あっという間にハウステンボスを通り、今宵の目的地に到着。
着いたのは佐世保本線との接続駅、早岐(はいき)。
当初、佐世保市内に泊まろうかと思っていたのだがここによさそうな宿があったのだった。その名は「パラダイスガーデン佐世保」(ずっとキリスト教関係を巡っていたのでつい”パライソガーデン”と呼んでしまう)、まあ、例によって宿の吊言葉「うずしお温泉 源泉掛け流し」に惹かれたのだった。
早岐駅からタクシーで数分、新しく建て増しされた新館のオープン記念ということもこの宿を選んだ理由、川に面した部屋には気持ちのいい風が吹き込む。
そしてもうひとつ、その掛け流し温泉の貸切風呂があるのだ。
いくつかある中でちょうど空いていたのがこの檜風呂。
ナトリウム・炭酸水素塩泉の湯は肌にしっくりの(思いのほか)いい湯だった。
締めはミニ宴会?
言うまでもなく、旨い肴を満喫したオッサンであった。
その6へ続く
2016年09月13日
二王子神社から二王子岳(1420m)
2016年 7月 2日 曇り時々雨一時晴れ
二王子神社 7:10-神子石(7:55)-8:15 三合目避難小屋 8:23-定高山(9:15)- 9:40 1155m地点 9:50 - 11:30 山頂 12:40-油こぼし(13:15)-14:00 五合目 14:20 - 15:30 二王子神社
梅雨の時期だがこれから山モードに・・・と、今回も夜行バスでまずは新潟駅へ。
予想してたほどではないが、やはり一面の曇り空。とは言え、こんな時機なので降っていないだけでありがたい。駅からはレンタカー、だが登山口のすぐそばまで来てから迷いに迷って、30分以上のロス・・・
というわけで、結果として上記の時間から歩き始めることになった。登山者用駐車場からしばらく歩くと二王子神社。想像していたよりもずっと立派な社で、まずは登山の無事を祈願。
すぐ先の登山ポストに届けを入れて出発。
最初のうちは(よくある)杉の植林・・・
沢沿いに道があるので少しは涼しい・・・けど、まだ朝のうちだからだろうなぁ・・・と思いつつ神子石を横目に、結構な斜面を登っていく。
三合目まできた。避難小屋もあり、水場もあるらしいがそちらはパス。(おっと、写真は二合目の水場です)
ま、久しぶりの日本海側の山。サンカヨウはもう実になっていたけどツツジもアカモノも綺麗だ・・・・・・
で、ここが油こぼしの坂というらしいのだが、ここで地元の3人パーティーに先に行ってもらう。「どちらから?」と聴かれて東京からと答えると、「何もここじゃなくても新潟には沢山いい山あるのに~」 とのこと。そしてここの坂の名の由来は”昔灯油ランプを持って登るとこの傾斜でこぼれるから”だったとか・・・
そこを越えるとこう。実はここまで雨が結構降っていたのだが、偶然にもこのあたりから上がってくれてきた。
ドウダンやニッコウキスゲも迎えてくれる。
樹林帯を抜け開けた場所に出ると猿の家族が出現。(登山道の左右の傾斜面を走っていました。)
冷たくて美味しい水で喉を潤してから一登りすると「一王子神社」
山のうえに来たあ、という感覚-久しぶりだ。(こんなんではイカンが)・・・ゴゼンタチバナが懐かしい・・・
その先にも、思ってもいなかったほどの高山植物が・・・・・可憐なツマトリソウ、そしてほとんど期待していなかったヒメサユリにも出会えた。
頂上手前まで来てからは、少しずつだが空が明るくなってきた。
正直これまでの雨と空模様から、展望はあきらめていただけに少しだけでも眺められるのはうれしい。かすかに日本海も見渡せる。
澄んだ空気ではないけれど、3年前に歩いた稜線だ。
(朳差のほうから)北股、梅花皮、御西(の向こうに飯豊本山)、そして南西には大きく大日岳が裾を伸ばしている。
山頂でのんびり他の登山者の方と話しているうちに、より明るくなってきて、
大日と北股の間に四角い御西小屋?が見えた気がしたけれど・・・幻視か…
そんなふうに一時間以上山頂でのんびりして、
花を愛でながら同じコースを下っていく。
タカネニガナにコイワカガミとイワシモツケ?・・
樹林に入ったらギンリョウソウも
往路で出会った地元三人組の方と5合目で再び遭遇。
山話を楽しみつつ登山口へ、
そして今宵の塒へと向かうオッサンたちであった。
2016年 7月 2日 曇り時々雨一時晴れ
二王子神社 7:10-神子石(7:55)-8:15 三合目避難小屋 8:23-定高山(9:15)- 9:40 1155m地点 9:50 - 11:30 山頂 12:40-油こぼし(13:15)-14:00 五合目 14:20 - 15:30 二王子神社
梅雨の時期だがこれから山モードに・・・と、今回も夜行バスでまずは新潟駅へ。
予想してたほどではないが、やはり一面の曇り空。とは言え、こんな時機なので降っていないだけでありがたい。駅からはレンタカー、だが登山口のすぐそばまで来てから迷いに迷って、30分以上のロス・・・
というわけで、結果として上記の時間から歩き始めることになった。登山者用駐車場からしばらく歩くと二王子神社。想像していたよりもずっと立派な社で、まずは登山の無事を祈願。
すぐ先の登山ポストに届けを入れて出発。
最初のうちは(よくある)杉の植林・・・
沢沿いに道があるので少しは涼しい・・・けど、まだ朝のうちだからだろうなぁ・・・と思いつつ神子石を横目に、結構な斜面を登っていく。
三合目まできた。避難小屋もあり、水場もあるらしいがそちらはパス。(おっと、写真は二合目の水場です)
ま、久しぶりの日本海側の山。サンカヨウはもう実になっていたけどツツジもアカモノも綺麗だ・・・・・・
で、ここが油こぼしの坂というらしいのだが、ここで地元の3人パーティーに先に行ってもらう。「どちらから?」と聴かれて東京からと答えると、「何もここじゃなくても新潟には沢山いい山あるのに~」 とのこと。そしてここの坂の名の由来は”昔灯油ランプを持って登るとこの傾斜でこぼれるから”だったとか・・・
そこを越えるとこう。実はここまで雨が結構降っていたのだが、偶然にもこのあたりから上がってくれてきた。
ドウダンやニッコウキスゲも迎えてくれる。
樹林帯を抜け開けた場所に出ると猿の家族が出現。(登山道の左右の傾斜面を走っていました。)
冷たくて美味しい水で喉を潤してから一登りすると「一王子神社」
山のうえに来たあ、という感覚-久しぶりだ。(こんなんではイカンが)・・・ゴゼンタチバナが懐かしい・・・
その先にも、思ってもいなかったほどの高山植物が・・・・・可憐なツマトリソウ、そしてほとんど期待していなかったヒメサユリにも出会えた。
頂上手前まで来てからは、少しずつだが空が明るくなってきた。
正直これまでの雨と空模様から、展望はあきらめていただけに少しだけでも眺められるのはうれしい。かすかに日本海も見渡せる。
澄んだ空気ではないけれど、3年前に歩いた稜線だ。
(朳差のほうから)北股、梅花皮、御西(の向こうに飯豊本山)、そして南西には大きく大日岳が裾を伸ばしている。
山頂でのんびり他の登山者の方と話しているうちに、より明るくなってきて、
大日と北股の間に四角い御西小屋?が見えた気がしたけれど・・・幻視か…
そんなふうに一時間以上山頂でのんびりして、
花を愛でながら同じコースを下っていく。
タカネニガナにコイワカガミとイワシモツケ?・・
樹林に入ったらギンリョウソウも
往路で出会った地元三人組の方と5合目で再び遭遇。
山話を楽しみつつ登山口へ、
そして今宵の塒へと向かうオッサンたちであった。