2014年08月

2014年08月30日

  (4日目  「かんなわゆの香」に泊まり、地獄を見る   2014年5月5-6日 (晴)

beppu (91)  なんだかんだ言ってもやっぱり大分の旅の最後の一泊はやはり別府にしようと思い、向かったのは鉄輪温泉の湯宿。
 もとは湯治客用の宿だったのをリニューアルしてオープンした旅館だ。

 beppu (1)   泊った部屋はその、前からあった湯治宿のままの部屋。壁には昔の旅館の名前が入った注意書きがある。そんなくらいに以前のつくりをそのまま使用している。(いわゆる「居抜き」か・・・あ、もちろん新しくセットした部屋もあります)

    まずは風呂へ。
 男女
beppu (11)別の浴場は時間で入れ替えとなるが、この大きい湯船だけ露天と蒸し湯に続いている。ナトリウム・塩化物泉の湯はちょっと塩気があり42℃くらいか、もちろん掛け流しだ。
 鉄輪
beppu (10)の名の由来である鉄分はあまり感じられないが、いい湯であることは間違いない。
  露天beppu (12)は2つ(うちひとつは分かれていて正確には3つ)ある。
  外だと少し温く感じられるがその分ゆっくりと浸かれる。 
 

  一番奥の長方形の湯船が一番温かったもののbeppu (26)お湯の感じはよかった。
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   でもなにより「蒸し湯」が最高だった。
   のんびりと温泉に蒸されると心も身体もほぐれてくる。
   (名物の”地獄蒸し”は味わえなかったが、自分が蒸されればそれで充分だ)



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  こちらはもうひとつの内湯。
  こじんまりとした造りだがその分、素朴ないい感じがする湯だった。

  夕食は食事処で頂く。さすがに海の幸は旨かった。
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    (バラ肉は何だったんだろう? しゃぶしゃぶだったかな?)

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beppu (63)  温泉で心身ともに癒されてぐっすり眠った翌朝、まずは貸しきり露天を楽しむ。
  ところでこの宿、接客はなかなかのものだった。  
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 こちらの貸切は時間で予約制だが、フロントの前を通過するとすぐに係りの方が来て案内してくれた。(到着時の対応もGWという繁忙期なのにしっかりしていました)
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  おいしい朝飯を頂いて(当然のごとくもう一度湯に浸かり)宿を辞す。
  

  
    「この日は帰るだけ~」って、何も計画がなかったのでまずは定番の”地獄めぐり”。
beppu (95)     地獄というのは源泉の噴出口のことで、山ではよく見る光景だがこれだけ狭い範囲に種類のbeppu (106)違うbeppu (103)湯があるのはさすが・・・というべきか。そのおどろおどろしい様が地獄を連想させるのだろうが、その熱で鰐を飼育しているのは何のためだろう? とかの理由はどうでもいいけれど、その肉を食いたくなってしまうのがオッサン・・・
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  beppu (131)こんな風beppu (155)にいくつもの”地獄”が点在するのだが、ここには外国の方が多く訪れている。別府は韓国でも有名というのは以前から知っていたが、中国やタイからの人も多い。まあ、人口が減少する一方の日本人に頼っていては観光地はやっていけないだろうし、こうして日本を知ってもらうのもいいことだ。

beppu (174)     さて、 ”血の池”に向かう途中で寄ったのがこの「柴石温泉」。
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beppu (166) 外には露天があった。こちらはずっと温めで、長湯するにはいい。
 ここでは地元の若い方と一緒になった。日出(ひじ)からだという。
 「じゃあ、しょっちゅう来られるんですか?」
 「そうですね。実は連休中ずっと仕事だったんです。今日やっと休みがとれて駆けつけたんですよ。このお湯も以前はもっと温かったんです・・・」
  他にもAPUという学校(あとで調べたら立命館アジア太平洋大学だった)があって普段から外国人が多いことなどいろいろ教えてもらった。

  こちらの「地獄界」で一番有名?な”血の池地獄”、人の数は多かったがなんてことない。beppu (188)
(というか、観光地すぎて面白くない・・というのが本音) beppu (179)beppu (182)beppu (183)
  みやげ物やレストランなどが立派なだけだった。実は腹が減っていたのだがさっさと次(それもまだ決まってはいなかったのだが)へと向かうことにする。
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  結局向かっbeppu (198)beppu (200)たのは「竹瓦温泉」、ただし温泉に浸かる前に近くの店で腹ごしらえ、定番のB級グbeppu (222)ルメに舌鼓。
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beppu (218)    砂湯に浸かりたかったのだが、我々の前のご夫妻で一杯になってしまった。残念だが今回は普通の湯だけ。beppu (206)
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   それでもこの湯船、なんとも情緒があってよろしい。beppu (208)淵には温泉の成分がびっしりだし、壁のタイルの竹の絵も粋じゃないか。
 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉の湯はとてもあったまる、「最後の一浴」にbeppu (238)はもってこいの湯。
beppu (229)beppu (241)  と、いうことで、
  今回も最後まで湯ったり、のんびり(ブログのアップもか・・・)のGWを楽しんだオッサンであった。









mackkmackk55 at 21:57│コメント(4)トラックバック(0) | 

2014年08月20日

   福島・山形の県境に横たわる吾妻連峰。その北(山形側)の山懐には魅力的な湯が点在する。
  だいぶ以前から、それらの温泉に山歩きをからめて行きたいとは思っていたのだがなかなか実現せず、今回は病後療養も兼ねて?の一泊二日となった。

  福島で乗り換えた米沢行は混んでいた。地元の高校生や帰省の方たち、そしておそらく18切ubayu (107)符で旅していると思われる旅行者が目に付く。ここからは古くから鉄道難所だった板谷峠。だが、今ではつり革にぶら下がりながら福島盆地を駆け上がり30分ほどで峠駅に着いてしまう。
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  ひとつ手前の板谷駅と同じくスノーシェルターに覆われたホームには、名物「峠の力餅」の立ち売り。(これは帰りに購入した) その先には宿の車が待ってくれている。

     ところで、ここいらのjikoku温泉に公共交通機関で来ようとすると選択肢はほとんどない。なにしろ昼間に停車する列車は上下各一本のみ、あとはかろうじて夕刻の下りがあるくらいだから。
 この駅から向かうもう一つの湯、滑川温泉への車は早々に出発したがこちらは予定通り13:50出発とのこと、なにやらここまで車で来るお客さんがいるらしい・・・なので運転手さんと四方山話・・・
ubayu (17)  シェルターはもともとスイッチバックのために造られた。なにしろ豪雪地帯、冬は3mも積もる。雪かきも大変だが、何本もある側線のポイントが凍りつくと作業が大変になることかubayu (15)らだったという。なので現在の駅は元のスイッチバックの側線があった場所、当時のホームは現在よりも米沢寄りにあった。


  しばらく待ったが結局件の泊り客は現れず、車は我々だけを乗せて出発。駅前の「峠のubayu (11)茶屋」を過ぎると人家は全くない。しばらく造林された杉林の中を登っていくと滑川温泉への分岐、そこを過ぎるといよいよ原生林の中らしくブナやミズナラが目ubayu (22)立ってくる。運転手さんが言う「標識を食べる木」もすごいが、それにしても道の傾斜が半端ではない。駅のある場所は約700mだから、宿までの標高差は約600m。途中では切り換えしを示す標識を伴った急カーブもある。


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ubayu (25)  それでも30分ほどで到着。荷物はリフトに任せても人間には吊り橋とまだ最後の一登りがある。
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 宿舎は想像していたよりもずっと立派な建物だった。(失礼ながら、山小屋に毛の生えたようなものかと思っていた)

ubayu (28)  部屋に通されて、まずは係りの方からいろいろお話を伺う。湯船は混浴露天が上に二つ、女性用の露天が一つあり時間で混浴は女性専用になるそう。内湯は男女別でこちらは24時間供用しているとのことだった。そして翌日の帰りの時間も聞かれるが、朝の電車では早すぎる。昼(つまり今日来た時間)までの逗留でも1080円の追加で済むとubayu (67)いうので、そちらにしてもらった。

 さて肝心の温泉。通された部屋がある二階の一番奥が内湯、その手前に外湯への出ubayu (90)口があった。



  あいにくぱらぱらと雨が落ちてきたが、気にせずに混浴露天へ向かう。谷が迫った地形の奥なので上りubayu (54)坂だが、その周りの景色も素晴らしい。登山のとき、谷筋から尾根へ上がる際の場所のようだ。(あーこの夏、山にいけないのが悔しい・・・・が、その代わりの温泉と思えばそんな年があってもいのか・・・・)

ubayu (48) 二つある露天風呂、まずは大き目の左側の湯(山姥の湯という)に浸かった。雨が時折激しくなってくるがそれもまた一興、それこそ自然のなせる業だ。谷間の上から樋を伝わって流れてくるubayu (43)湯は新鮮そのものだし、見渡す山の端にも心を奪われる。単純硫黄泉の湯はなめると少しすっぱい程度、臭いもほとんどないが湯船にはたくさんの湯花が漂っている。それは他のすubayu (47)べての湯船でも同じだった。(源泉は6つあるらしいがここの湯はすべてが同じ源泉で、残りはすべて川に流れているという)
 湯感は意外とさらりとしているので、長く浸かっていても湯あたりはしない。(現に皆さん、かなりゆっくりしておられました)

 

ubayu (34) 宿泊者だけが浸かれる内湯はこじんまりとした感じ。それでも湯船の大きさに比して源泉投入量が多いせいか、お湯はほぼ透明で露天とは違う。こちらでは最初に山口から来られたという方(我々が宿に着いたあとしばらくして見えた方)とご一緒した以外はずっと貸しきり状態で、思う存分新鮮な湯を満喫した。
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 こちらは水中の湯花写真(ご愛嬌ですが)
 



 さてさて、夕食である。
 山の宿らしい献立・・・で、まあいつのとおり
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                   こいつを頂く。


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  醤油がちょっと「たまり」っぽかったのが、ちょいと苦手のオッサンだったが20140809_181904_36
 鯉の甘露煮がこくといい、歯ごたえといいなかなか他では味わえないものだった。多分そのたまり醤油がいい味を出しているんだと思う。牛肉もさすがに「米沢」ではないらしいが、いい味だ。
 若い方々には物足りないボリュームかもしれないが我々にはちょうどいい量。

ubayu (68) 朝食もまたさっぱりとした、いい食事だった。

ubayu (71) さて、翌日もなんせ昼までのんびりできるとあって、温泉三昧。立ち寄ubayu (79)りのお客さんが来る前にのんびりと露天に漬かり、そのあとは再び内湯でまったり。(なんせ、10時を過ぎると宿舎にいる客は自分たちだけ!)ubayu (94)

 
    後で気付いたのだが宿の廊下に飾ってある額、どれも素晴らしいのだが我々の部屋の前にあったのが斉藤清さんの版画だった。柳津の美術館で購入したレプリカと同ubayu (58)じ構図の画だったのがなんか嬉しい。

 そして昼前、係りの女性が昼食の注文を取りに来てくれた。
  (まあ、もうubayu (96)帰るだけだし熱燗の一杯で蕎麦でも食おうかと思っていたのだが)
 「ステーキ定食もおいしいですよ。」
 との一言に、思わず
 「そ、それ。お願いします。」
 と言ってしまったオッサンであった。 (もちろん、おいしく頂きました)

 とにかくお湯も環境もそして宿も素晴らしい、さすが人気の湯宿だった。


mackkmackk55 at 23:39│コメント(2)トラックバック(0) | 

2014年08月04日

称名滝 長いような、過ぎてしまえばあっという間のような一ヶ月。
 人生初の入院生活から先日、やっと帰還しました。

 最初の2週間は38-39度以上の熱が続き、どうなることかと思いましたが・・・
 (まあ、それもひとえにこれまでのツケが回ったということなのでしょう)
 熱が治まってからは、下界の生活?を恋焦がれる日々でした。
  
 ほとんどベッドの上での日常だったせいか、腕も脚も信じられないくらい細ーーくなってしまい、どうにもこれでは山どころではなく普通の生活すらきついのではないかと思っております。

   まあ、それでも娑婆に戻ってきたわけで、それなりにまたナンヤカンヤとやっていきたいと思っております。
   ので、今後もよろしくお付き合い願います・・・・
     (なんとなく・・・写真だけでも元気に・・・と思い、雪融け時の「称名滝とハンノキ滝」と一緒に)

mackkmackk55 at 20:13│コメント(2)トラックバック(0) │