2013年08月

2013年08月31日

      <2-3日目>  鷹の巣館と笹川流れ 2013.6.16-17  
 山に登って、温泉に浸かり・・・・普通はこれで帰途につくのだが、この日は違った。 何故かと言えば
DSC_0946←こいつ。
温泉好きには有名な「日本秘湯を守る会」スタンプ帖だ。
会員宿に10回泊まるとその中の宿へ1泊無料招待となる。
ただし休前日はNGなので、今回は月曜日に有給休暇をとったというわけ。
なので、同じ新潟県の鷹の巣館さんへ向かうこととなった。  
  
niigata2 (76)  越後平野の北端をさらに北へ向かい、荒川の手前で右折。そこから川に沿って約20分。
 niigata2 (77)山道に入りかけたところで旧道に下りるとまもなく、吊り橋の脇に駐車場がある。 前回は宿の送迎だったのでこの吊り橋も車で渡ったのだが、通常は歩いて渡る。

niigata2 (78)niigata2 (80)niigata2 (92) 大朝日岳を源流とする荒川は日本でも有数の水のきれいな川。雪融け水もあるのだろう。この日は流量も豊富だった。
 吊り橋を渡った先に2軒の湯宿があり、そのひとつが「鷹の巣館」。
 niigata2 (88)  ここに最初に来たのは20年以上前だが、
 今回は2年ぶりの来訪。 
 
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niigata3 (10)女将さん自ら出迎えてくれたので、
 
「清廣館の女将さんがよろしくと言ってました」とお伝えすると、
 「どちらの女将さん?」
   「いえ、どちらも・・です」

 「あそこの大女将さんは山菜採りの名人なんですよ」
 「はい、たくさんいただきました」・・・

 部屋は本館2階の前々回泊まった部屋。
 (この宿は離れが売りでそちらがメインなのだが、オッサンはいつもこの本館。理由は言うまでもない/・・・)
niigata2 (93)niigata2 (96)niigata2 (97) まずはお馴染みの湯へ向かう。
 源泉53度の
ナトリウム‐塩化物‐硫酸塩泉、当然掛け流しの湯が心身ともにリフレッシュさせてくれる。
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  niigata2 (101)気持ちよく湯浴みして、

  夕食。
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 絶品のカジカ酒は欠かせないが・・・・


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  ここの食事はいつも素
晴らしい。今回は山菜の季節とあってその5種盛りがうれしい。
  器の下にその名が書いてあって、それも楽しい演出だ。

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  山の宿でありながら、もちろん日本海にも近いので
 海の幸も新鮮だ。


  当然何度も部屋と湯船を往復して、翌朝も。
  おいしい朝ごはんをいただく。
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niigata3 (7)



 niigata3 (9)niigata3 (11) この日はエキストラの?休日。どこに行こうか迷ったが、列車では
何度も通過しniigata3 (14)ていた「笹川流れ」の遊覧船に乗ってみようと決定。

  でも、そこに行く前に・・・ちょっと寄り道。
 荒川沿いの道を下っていくと「高瀬」、「雲母」、「湯沢」という素朴な温泉
niigata3 (22)が湧いていて、泊まった「鷹の巣」と併せて「越後関川温泉郷」という。

 今回はそのうちのひとつ、湯沢温泉の共同湯へ寄ってみた。
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  3畳弱の湯
船にこんこんと湯が溢れていて、見ているだけでわくわくする。
 表示によれ
niigata3 (33)ば「弱アルカリ性単純泉(高温泉)」とのこと。
 その通り、熱めの湯が湯船の脇の小さな穴からぶくぶくと湧き出しているのがまた楽しい。
 塩素消毒もしているとのことだったがまったく気にならない程度で、のんびりと早めの「夏休み」気分で湯浴みさせていただいた。
niigata3 (37)  もちろん地元の方も何人かいらっしゃっていて、その湯があることの有難さをお聞きした。
 ここからniigata3 (43)は新潟県最北端の山北町へ向かう。
niigata3 (49) 途中、緑鮮やかな田圃の向こうに見えたのは朝日連邦の山並みだろうか・・・
 (あー、行ってみてぇ)
 と、思いつつ越後の道を北上する。

 昔からの鮭漁で有名な三面川を渡り、村上市を後にすると道は登り勾配となりやがて日本海へ面する。
 そこからは右に羽越本線、左に日本海と粟島を望む。天気もよくのんびりと車窓を楽しみながらのドライブ。
 何度か鉄道の車窓から見た、馴染みあるポイントを通過すると笹川流れ遊覧船の乗船場があった。

 niigata3 (65)niigata3 (64) 観光地らしく干物をはじめとした海の幸の土産物店が並ぶ港。
  オッサンもniigata3 (66)蛸の串焼きを買って、もうすぐ出航という遊覧船に乗り込niigata3 (126)む。 (この蛸、柔らかくて旨かったです)


 笹川niigata3 (69)流れは、日本海にはよくある山がそのまま海に落ち込んだ場所。波の海蝕で奇岩、奇景が続く景勝地だ。
niigata3 (72)niigata3 (76)niigata3 (77) この日は珍しくベタ凪、のんびりと観光客気分を楽しむ。niigata3 (80)niigata3 (81)niigata3 (82)
 
 



niigata3 (83)  眼鏡岩、大小の獅子岩、恵比寿岩といった岩礁がアカマツをまとって美しい。
 かもめの生息地でもあり、船内でお決まりの「カモメのえさ(えびせん)」販売もある。 

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niigata3 (130)niigata3 (133) 船か
niigata3 (131)ら降りて、昼食。
 やはり
ここでは「岩ガキ」でしょう!!
 無論、ワキの「ツブ」も旨かった。

  帰途は「道の駅・笹川流れ」で地元のわかめ(これは旨かった)などを購入。niigata3 (136)niigata3 (139)niigata3 (144)
  
ここは道の駅の中にJRの駅がある。
 なんniigata3 (147)か現在の交通手段の関係を象徴していて(鉄道好きには)複雑な気持ち。

 国道を跨ぐ歩道橋の先にはたくさんの鍵が・・・
 平塚のテレビ塔を思い出す…なんか切ない風景。ここからの粟島は、はかなくも美しい。

niigata3 (175) さて、いつもの「最後の一浴」だが悩んだ末、時間の制約もあったのでここにした。
 現在は日帰りがメインの施設になっている温泉だが、昔は旅館だった。(多分経営主体は変わっているのだろうが・・・)

  鷹の巣に最初に泊まった二十数年前、瀬波のここでその前日に一泊したのだった。
  (当時はプールのような千人風呂があった)
niigata3 (152)niigata3 (155)niigata3 (157)  ご他聞にもれず、ガンガン循環の湯。
 
  広い庭園露天風呂は昔の名残だろうか・・・こちらは外というだけで何とかその塩素臭はとんでくれていたが・・・
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  niigata3 (173)niigata3 (174)まあ、それでも最後に汗を流してさっぱりし、新潟駅へと高速を跳ばすオッサンであった。







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2013年08月24日

niigata2 (40)     <2日目>  五頭山(五ノ峰 860m) 2013.6.16  曇り時々雨
出湯登山口駐車場 8:10-9:25 烏帽子岩(五合目) 9:30-赤安山分岐(10:20)-10:40 五頭山(五の峰) 11:30-赤安山分岐(11:45)-12:25 烏帽子岩 12:45-13:30 登山口

 目が覚めると外は「無情の」雨・・・このところ雨男に「昇格」?したのか、最近は山行niigata2 (4)というと必niigata2 (5)ず雨に見舞われる。まあ、山に入ればそれも常のことだが登る前からだとさすがに気持ちがそがれる。
    それでもおいしい朝食をいただいて(なおかつ当然、朝の一風呂も浴び)登山口へと向かった。
 
  niigata2 (7) 温泉街には昔の登山口もあり、歴史を感じさせてくれる。(現在は少し車で登った先に駐車場があり、そこが一般的な出湯温泉からの登山口になっている。)
 話は前後するが、五頭連邦は高い山ではないけれど新潟平野の東にほぼどのあたりからでも見える山並みでオッサンも何度もその姿を見ては登ってみたいと思っていた。・・・とはいっても、その名を知ったのは新潟開催の中央競馬「五頭連峰特別」・・・昔、馬にはまっていた時代に中穴を獲ったのが最初に登ろうと思った動機(まったく不純ではあるが、所詮そんなもの・・・だ)。そんな輩だから山ノ神もあきれて雨を降らしたのだろう・・・・

niigata2 (8) 登山口の駐車場<標高100mくらい・トイレあり>に車を止めて歩き始める(その頃には雨もniigata2 (10)上がっていた)。車道を10分ほど歩くと左に登山道への分岐があり、そのすぐniigata2 (11)先にゲートと登山ポストがある。 ここからはしばらく沢沿いのなだらかな林道を辿っていく。途中には「山ノ神」がまつられている。

 砂郷沢出合で、沢を右岸から渡るといよいよ本格的な登山道になる。niigata2 (69)
 最初のうちはお決まりの?杉林の道。 niigata2 (15)
niigata2 (16) まもなく緑鮮やかな広葉樹の中をぐいぐい登るようになる。
 明け方降った雨のせいもあり、粘土質の道はよく滑る。
 そして久しぶりの山登りのためかあっという間に息があがってくる。
  樹林帯の中でもあり、曇りで陽も差さないのに汗がとめどなく溢れてくるniigata2 (18)
 一niigata2 (23)時間も歩かないうちに、最初の小休止。
 考えてみれば今朝、のんびりと朝湯に浸かってからniigata2 (24)の出陣。  こんなのは初めてだった。汗が止まらないのも当然か・・・・・
 その休みからniigata2 (26)10分ほどで大きな岩に遭遇、それが「烏帽子岩」でその岩のniigata2 (25)左を巻くように登ると広場のような場所があり、そこが五合目だった。とはいっても距離も標高もまだ3分の1程度、おそらく温泉街にあった登山口が本来の1合目で今回の歩き始めは3合目ぐらいの場所だったのだと思う。

 せっかく?なのでここでも小休止、ただ天気は相変わらずで時折ぽつぽつと雨も落ちてくる。
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  その先も急峻な道が続く。たまに木々が切れても周りは霧の中、見晴らしも何も無い。それでも少しずつ山歩きに慣れてきたのか、その後はすいすいと登niigata2 (29)っていく。
 突き当たりで右からの道と出合うとそこが6合目。
 よく登られている山だけに、登山道も標識もきちんと整備されている。niigata2 (30)
 niigata2 (34) このあたりまで登ってくるとブナも多くなってくる。
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 緑は相変わらず美しく、つらい歩きを癒してくれniigata2 (39)る。


 道は再び突き当たり、今度は右に折れる。
 そこが赤安山分岐で、もうひと登りすると人の声が聞こえてきて五の峰に到達する。
 
 広場になっているその場所では多くの登山者がくつろいでいた。
 我々のような中高年だけでniigata2 (41)はなく、最近とても増えてきた若い連中も多い。
 当初は三角点のある山頂まで行くつもりだったが、そちらを見てもガスの中だし久しぶりの山登り、我々もここまでとしてのんびりと昼食にする。


  niigata2 (49)周囲では途中でも見れたサラサドウダンやツツジが美しい。
   niigata2 (51)
 晴天なら新潟平野が見渡せるのだろうが、それはお預け。
 それでものんびりと山頂気分を楽しんだ。
 
 
 下山は来た道を忠実に戻る。niigata2 (54)niigata2 (58)
niigata2 (55) すこしガスが切れてきたのか、木々の間から下界が見下ろせた。
 niigata2 (60)カエデの種子や気の早い紅葉?を愛でながら下っていく。



niigata2 (61)  niigata2 (62)niigata2 (66)烏帽子岩では家族連れが休んでいた。子供たちが岩に登って嬉しそうにしている。この頃にはうっすらと下も見えるようになってきて、阿賀野川や遠くには弥彦山もその姿を見せてくれていた。

niigata2 (72)  下山後、再び出湯温泉へ戻る。niigata2 (75)
niigata2 (73) 昨夜お世話になった宿の目の前にある華報寺境内の共同浴場でniigata2 (74)一浴。1200年前に弘法大師が錫杖をついて湧出させたという伝説が残る、県内で最も歴史がある温泉でのんびりするオッサンたちであった。
           
                                   (まだ、続く====>)
          


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2013年08月17日

niigata2013 (55)          <1日目>  出湯温泉「清廣館」に泊まる  2013.6.15 
    我が家にエアコンが来たのが3日。次の日から夏休みに入り、翌週はその分の仕事が忙しくブログはお預け。久しぶりの更新です。そして相変わらず2ヶ月遅れのネタ、ご勘弁・・・
 

  新潟の五頭温泉郷は前々から行きたかったところ。 そして行くなら、五頭山にもぜひ登ってみたい。と思ってまずは出湯温泉に泊まり、翌日山に行くことにした。

  新潟駅からレンタカーで向かう。途中、新発田市内を通ると20年近く前に散歩した町並みに出会い、懐かしくなった。道はやがて瓢湖に出る。こちらは別の時、冬の白鳥目当てに訪れた場所。長らくniigata2013 (10)ふらふらと旅をすることを続けていると、だんだんこんな機会が増えてくる。
  20130615_143841_03その瓢湖、当然白鳥の姿は無く閑散としていたが湖畔では「あやめ祭り」と称しniigata2013 (8)て地元の方々が育てた花々が満開。その艶やかな花弁を見ることができた。
 
  同じあやめと言ってもいろんな種類があるものだと感心する。
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 そしてその先niigata2013 (5)にはうっすらと五頭の山並みが見える。

 旅の始まり、この先への気持ちを高めてくれる歓迎?だった。

 そこから20分ほど緑鮮やかな田圃の中を行くとお目当ての出湯温泉に到着。宿に入るのはまだ早いのでちょっと行ってみたかった「五頭の麓のくらし館」へ立ち寄る。
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 ここは廃校になった小学校を利用した民俗資料館。
 縄文の時代から近世までの暮らしの様子が展示されている。

niigata2013 (19)niigata2013 (21)  体育館だったらしい場所が主展示場で、あとは各教室にそれぞれテーマごとの展示がある。
  

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niigata2013 (49)  niigata2013 (51)こういう施設は内外ともにあるが、二人とも好きなのでいつも立ち寄る。どこでも為政者の歴史よりリアルな生活の様が感じられるのがうれしい。
 (ここでお借りしたトイレも昔、オッサンが通っていた小学校と同じ感じで何故か懐かしかった。)


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 今夜お世話になる宿は昭和3年建造という、木造3階建ての旅館。
 その建物ももちろんだが、狭い路地を入った場所にあるその佇まいが昭和を感じさせてくれるのが嬉しい。

niigata2013 (80)  でも、玄関から中に入るとロビーはモダンな造り。
  きさくな若女将が案内してくれた部屋は2階の角部屋でniigata2013 (52)niigata2013 (53)、昔風のいかにも旅館らしい部屋。
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  着いて早々、まずは喉を潤すものをいただく。
 20130615_160336_20途中通ってきた道にあった醸造所で作られた地ビールでまずは乾杯。
20130615_173612_2820130615_173703_29niigata2013 (57)
 
  


 そのあとはもちろん、お目当ての湯へ向かう。
niigata2013 (62)niigata2013 (67)P6150169  源泉は33度の沸かし湯、ということで湯船には蓋がしてあった。加熱はしているがかけ流し、湯船の上に給湯口があったがこれは使われていない。湯は底から湧き出していた。
 (想像だが、昔は循環でその給湯口からも湯を出しP6160176ていたのだろう)
20130615_170438_23 自家源泉の湯は「出湯温泉洞春の窟」という、自噴の温泉だ。
 ラジウム含有の湯は増富や三朝もそうだがラジウム泉はなかなか高温では湧かない。
 そしてまた・・・結構こういった沸かし湯にはいいお湯が多いのも事実だ。
  
  浴室は木の風呂と石の風呂。
  翌日は男女交代で両方味わえる。

  20130615_181727_3220130615_182843_3720130615_183809_3920130615_200256_41夕食は1階の食事処で…
  大女将さんが自ら採ってきたという、山菜が旨い。もちろん日本海もすぐなので海の幸も新鮮だ。20130615_201013_42
  デザートに頂いたのがこれ。女将さんの息子さんがパティシェだそうで、そのケーキを頂く。
  これもまたおいしかった。


  翌日山に登ることも忘れ?ゆっくりと夕餉を楽しんだオッサンであった・・・・・


mackkmackk55 at 14:13│コメント(2)トラックバック(0) |