2012年08月

2012年08月22日

       <2日目> 温泉・ビールが待っている・・・               2012年 8月12日 晴れのち曇り
餓鬼岳小屋 5:55-中沢岳(ケンズリ)下(7:00)-8:05  2508mピーク 8:20-9:12東沢岳下9:25-東沢乗越(9:55)ー10:30西大ホラ沢出合い11:05-12:05ブナ平12:10-吊り橋(12:50)-13:15中房温泉

   4時前に目が覚めた。外は生あたたかい。放射冷却があまりなかったのだろう。空には星ひとつみえず雲が支配している。小屋の裏のテラスに出てみたが東側も雲に覆われている。
 ご来光は望めそうにない。まあ、仕方ないとあきらめて再び布団にもぐりこんだ。
 そして目を覚まされたのが「朝食でーす!」との小屋の方の言葉。
(山では珍しいことですが)またまどろみの中に入っていDSC_0150aたのだった。
 食後支度を整えて出発。小屋を出てすぐ、西側が開ける場所に出るとどんどんガスが切れてくる。一昨年歩いた稜線がくっきりと見えてきた。烏帽子から三つ岳、野口五郎そして鷲羽まで…見事な山並みが目の目に拡がってきた。
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槍の穂先もくっきりと見える。
 この光景にやっぱり来てよかったと、思わず感動・・・・

 これから向かうケンズリもすっきりとその姿を誇っている。
 まだ小屋を出たばかりにもかかわらず、しばらく周りの景色に見とれてしまった。
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    燕の小屋も見える。
 とはいえ、そうそうのんびりもしていられない。DSC_0171
 DSC_0174・・・と、稜線に沿った道を進んでいく。しばらくは歩きやすい平坦な道。
 しかしすぐに上り下りの険しい道になる。
DSC_0176  でも右手にはずっと裏銀座の山並みが聳えている。とにかくあのケンズリまでまずは行かなくては・・・



 DSC_0179  しばらく行くと登山道は右側にぐっと下がっていく。
 でもまDSC_0180たすぐ登り返し・・・これが何度も続く。
DSC_0181DSC_0185
 続いている岩峰を巻きながら進んでいくのだから仕方がない。
 DSC_0184梯子や鎖も次々に現れる。まあでも、それだけ整えられた道ってことだ。
 久しぶりに会えたツマトリソウ(最初の文字変換が「妻と理想DSC_0187」になった・・・うーーーむ・・・)も可憐。
 まだまだ険路は続くが、相変わらず裏銀座の山々は美しい。

  
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 DSC_0197     思っていたよりアルペンムード満点のコース。
 時々DSC_0198西側に下りて樹林の中を歩くことになるが、それもまた変化に富んでいて楽しい。(もちろんそれなりにDSC_0199アッDSC_0208プダウンはあります)
 

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 しばらくすDSC_0206るとガレた場所から西側が開けて高瀬湖がちょっとだけ顔を出した。 そこて烏帽子から五郎への稜線を眺めて「またあそこを歩いてみたい」と思う。DSC_0204DSC_0205
 そんな風に絶景を楽しみながら歩くこと2時間、ちょうどいいピークで休憩。

  見渡す限りの絶景の中、のんびりと休憩するのは最高の気分。
   これDSC_0213だかDSC_0210らきつくても山にはまた来たくなるのだね。DSC_0212a
   もちろん、この先も岩は続く。小屋で一緒だったお姉さま方が岩に取り付いているのが見える。
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DSC_0215DSC_0209



DSC_0218  険しい岩をよじ登ったり降りたり巻いたりして、平凡な樹林に入る。程なく少し登ったところが東沢岳。(と、いうかその下の鞍部) ここで再び休憩.....
 空には雲がずんずん上がってきた。周りはガスに包まれて景色はまったく見えなくなる。
 なんで、東沢岳登頂はやめにする。まあ、岩場を歩いていたときにその光景を充分楽しんだのでそれでよかったかな・・とも思う。

 その先東DSC_0220沢乗越までは林の中、怒涛の下り。だがここは思いもかけない花の宝庫だっDSC_0221た。ハクサンフウロやゼンテイカが咲き誇る。マルバダDSC_0222aケブキも美しい。DSC_0223a

 そんな花々に励まされながら下っていくとあっという間に乗越へ到着。
  おそらく燕から降りてきた人たちとともに先を行くお二人も休憩中。
 ご挨拶しながら、でもこちらは迷わず先へ行く。なんせ温泉とビールが待っている。バスの時間が14:10だから13:30までには下に着きたい・・・・・ここからはまた花崗岩の砂の急な下り。でも昨日のザレ場とは違ってジグザグに道が切られているので注意しながらもさくさく降りていく。
 降りきった場所はすがすがしい沢との出合い。昨日何度かお会いしたソリスタがのんびり?休憩中だ。
   「ここ、気持ちいいよね」 ・・・ 「いい天気でよかったですよね」 
 そこでオッサンたちも昼食。その間に彼女は出発、かつベテラン女性2人も通過していく。
その先は沢DSC_0229沿いの道。何度DSC_0233もペンキ印頼りの渡渉が続く。
DSC_0235 ただ、沢を離れると長ーーい高巻きの道。
DSC_0237  こいつがまた一苦労だ。
  


DSC_0227a それでも美しいセンジュガンビなどの花が気持ちをやわらげてくれる。
  DSC_0241DSC_0240巻き道から沢筋に再び戻るとあと少しって気分になる。
  沢沿いの道を歩くと程なく中房温泉到着!!!

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 結構長かったようで着いてしまえばあっという間・・・まあこれはいつものことですが・・・ さっそくDSC_0244温泉へ。
 中房温泉はずっと昔、常念から大天井、燕岳を歩いて降りてきて一泊したことがある。
 数えきれないほどの湯に浸かり、あのウェストンも泊まったという、昔の建物で一夜を過ごしたのも楽しい思い出だ。でも今回はそれはなし。数年前にできたという日帰り用の湯原の湯での一浴。

 受付で「ザックは専用の置き場へ」ということでそちらへいくと、昨夜同宿の先輩2人が…
 「山のあとの温泉は最高よね」と、湯船に向かう山好きたちだった。DSC_0246
DSC_0245 ・・・・で、ここの湯船、だが・・・露天のみの大小2つ。カラン・シャンプー&リンスなどは完備。もちろん源泉かけ流しの湯がそれぞれにあふれている。
 この写真は当日の男湯、右の写真(実際は左側)の湯(小さいほうの湯船です)がとてもいい、単純硫黄泉の湯だった。

  で、温泉のあとは当然のビール。
  「え、なんでジョッキ3つあるの?」
  係りのお兄さんが「泡が取れなかったので3つにしました」とのこと。
  まあいい。でも残り時間は10分くらいだけ。
DSC_0247  なぜかたくさんいたお客さんもいなくなってガラガラの店内。
  でも10分あれば充分なオッサンたちであった。

←(で・・・・これは帰りの穂高駅)



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2012年08月20日

  <1日目> よれよれの、餓鬼(2647m)登頂               2012年 8月11日 曇り時々雨
白沢登山口(993m)6:15-紅葉の滝(7:25)-魚止の滝(7:55)-8:05鉄梯子下の渡渉点8:25-8:50
最終水場 9:05-10:25ガレ場上部10:45-11:20大凪山11:30-13:20百曲入り口13:30-14:45餓鬼岳小屋


DSC_0249a 一昨年高天原に行った際、大町からも野口五郎からも見えた餓鬼岳。 その時から行ってみたいと思っていた。「登ってみたい」ではなく「行ってみたい」という感覚。
 裏銀座のコースから見える姿、特に唐沢岳がその山々のどん詰まりっていうふうに見えたから。要するに頂点に達するというよりは最果てに行くという、別の意味でのあこがれが勝っていたのだ。ただ今回はその「最果て」唐沢岳までは行けない。それでも北アで一番静かな(営業)山小屋と言われる餓鬼岳小屋に一泊するのもいいだろう。
P8100024
 というわけで8月第2週の週末、その餓鬼岳へ行くことにした。しかし本格的な山登りは今年初。登山口からの標高差は1600m以上もある。ということで、コースタイムを2割ほど上回る、約8時間の登行計画。ちょっとだけ不安が胸をよぎる中、金曜夜発の「ムーンライト信州」の乗客となった。
 
 信濃大町の駅から登山口まではタクシーで20分ほど。(料金は山小屋の方の言うとおり4000円ぴったり)
 僕らが着くと同時に割と軽装の二人組が出発。多分日帰りで往復するのだろう。こちらは朝飯を食いゆっくりと支度する。我々の出発直前にタクシーがもう一台到着。こちらはソロのお嬢さん、荷物からするときっとテン泊だろう。

 DSC_0002さて、登山口は林道が2つに分かれているところ。餓鬼岳へは左の道へ入っていく。
 10分ほDSC_0007どその林道を歩くと、左に標識が現れる。ここからが本格的な登山道。
DSC_0008
  林のなかを白沢の流れに降りて行く。



DSC_0013 DSC_0018橋を渡り右岸の道を行く。 沢の水量はそれほどでもない。 これなら渡渉も全く問題ないだろう。DSC_0024 ただ、道は何度も高巻きと降下を繰り返す。
 そのDSC_0026たびに沢が近くなったりずっと下になっDSC_0027たりする。
 
  途中、桟道や梯子も多いがよく整備されていて歩きやすい道だ。
 
DSC_0028  そんな沢沿いの道を歩くこと1時間強で、紅葉の滝が見えてくる。DSC_0031
DSC_0030P8110039   滝そのものは大きなものではないが、確かに周りには楓が生い茂ってDSC_0033いる。秋の様子を想像するだけでも楽しい。
 


 その先もまた同じような道が続いていく。DSC_0037DSC_0039
 DSC_0040DSC_0041
P8110045




 DSC_0047木々に陽は遮られているし、沢沿いなので涼しいはずが・・・暑いε=ε=(;´Д`)
 DSC_0048DSC_0049いや、沢に降りた時はそれなりに涼しいのだが、
 上をDSC_0051歩いているときが・・・・
 それでも周りの花々を眺めながらアップダウンを繰り返し、少しずつ標高を稼いでいくとほどなく「魚止のDSC_0052滝」に到着。
 ここで小休止をと考えていたのだが、いい場所を探している間に道は滝の左側を巻いて登っていくようになった。
    その先、ちょうど滝を登りきったあたりで再び沢へ下りて行く。鎖につるされた鉄梯子P8110047を降りDSC_0056DSC_0058DSC_0059た、滝上部の渡渉点で一服する。
 休んでいると先ほどのソリスタもやってきた。
 「暑いですねえ・・・」
 「ホント。でも、ここ涼しいよ。でも、あっと言DSC_0069う間に追いつかれたね・・・」
DSC_0065  「いいえ、私遅いんですよ」
  (そんなことはありません・・)
  「単独テント行とはすごいねぇ」 と、カミサンも感心する。
  「どうせ、またすぐ(追いつかれて)お会いするでしょうけど、お先に・・」  
  DSC_0070  そこからはまた少し沢筋を離れ勾配のある道を登っていく。
DSC_0071 その先で「足が攣った!」 とカミサンが急停止。
 小さな橋で支沢を渡ったところにベンチがあったので
 そこでもう一度休む。 偶然だが、そこが「最終水場」だった。(きっと何もなければそのまま通過していたに違いない) すぐに男性一人と2人組の方が上がってきた。
一人は大町の隣池田の方で、
 「寝過して、7:40に家を出た」とのこと。(こちらはもう歩いていた時間・・この方も日帰りですね)
 2人組の若者はテン泊のよう。 間もなく先ほどの女性も到着。(後でわかったことだが、ここでこの日の入山者の過半数が落ち合ったことになる。)
 先に着いていた僕らが出発。「この先、危険なところがありますので気をつけて」
 と、2人組の方が声をかけてくれた。(やはり、この山のベテランみたい・・・)
DSC_0088 水場を過ぎると本格的な登りになる。まずは大凪山まで500mほど、
DSC_0082 木の根も多くうっそうとした樹林帯の中の道。DSC_0086DSC_0076
 男性1&2名には早々と抜かれてゆっくりと登る。羊歯類の中にカニコウモリが咲いている。
 沢から離れると暑さがまた増してきて、汗が次から次へと滴り落ちる。小一時間ほどで白いザレザレの坂にさしかかった。かなり急な坂でなおかつやたら滑るので歩きにくい道だ。ここで、オッサン写真を撮った際にレンズキャップを落としてしまった。
 そいつはその急坂をころころ転がって30mほど下でとまった。見えなければあきらめもつくがそこにあるのが分かっていれば当然取りに行く。だが、こいつが結構きつかった。この道をずっと降りて行くのはご免こうむりたい気分...
 そしてそのザレた坂を登りきったところ、先行の2名が休んでいた場所で僕らも休憩。
 「危険な場所って、ここのことだったんですね」
 ザレ坂の話になる。以前ここで滑落して頭から血を流しているところに遭遇したという。
 彼らが出発してまもなくソリスタも通過。
 「きつい坂DSC_0092でしたねー」 「ほんとに・・・・」
 しばらくDSC_0091DSC_0094休んでこちらも出発。まずは大凪山を目指す。
ここからはいわゆる普通の登山道。でも暑いし結構傾斜も急だ。
 ダケカンバから笹原の道になって少し行くと突然何の変哲もない場所に山頂標識がある。ソリスタが休憩中。
 さきほどの休憩地点から40分も歩いていないがついついつられてこちらも一服。
 P8110049それからは傾斜は緩むが少しずつでも高度もDSC_0096上がってきているようで、今日歩いてきたP8110056白沢の谷も見えてくる。
P8110063 ちょっと足場の悪い場所やスリルのあるところも通過するがもうそれほど危険な感じはない。
 ただ、この辺りで雨が降ってきた。
 (大したことはないが、念のため一眼のカメラをしまいザックカバーをつける)

 こP8110073こからが長く感じた。特徴のない道というのもあったがなんとなくバテ気味。だらだらと時間をかけて登っていく羽目になった。次の目安である「百曲り入口」がなかなか現れてくれない。
 結局大凪山から2時間弱もかかってしまったその場所の手前には紛らわしい標識が・・・
 <<百曲り入り口 → あと60分>> だと。一瞬その「入り口」まで1時間もかかるのかと錯覚。
 だが、もちろん歩いた距離、標高を考えてもそんなわけはない。
 そこでまた一休み。ここで最初に登山口でお会いした2人組が降りてきた。
 「(頂上P8110075ではP8110077P8110071、周りも)結構見れましたよ」 とのこと。その言葉を励みに最後の登りにかかる。
 ここもごくごく普通のよく整った登山道だがなかなか足が前に進まない・・・というか、息は上がるが足上がらず・・・っていう感じだ。ただ、予想もしてなかったこのあたりの花たちが救い。チングルマが花かP8110072ら穂になるところを見られたのはうれP8110076しい。 で、その60分P8110078行程も15分オーバー、木立の間に小屋のTVアンテナが見えたときはほっとした。 
DSC_0118
 小屋についてまずオッサン「ビール飲みてぇ」・・・と叫ぶ?
 だが、「飲んだら頂上行く気力なくなるよ」 との冷静なお言葉が・・・・(はいっ、正論ですね)
 で、荷物を置いて山頂へ。DSC_0102DSC_0104
DSC_0106 DSC_0110





P8110081 残念ながら遠くの山々はうっすら見える程度だったが、明日歩く予定の稜線はくっきり見える。DSC_0112P8110084P8110085
 コマクサもその可憐な姿を見せてくれていた。
 さて、小屋に戻ると先ほどからだったがお姉さま二人がビール片手に談笑中。
 でも登山靴もザックも見当たらない???
 お聞きすると昨日来たそうで、隣の個室があてがわれていたらしい。この日は唐沢まで行ってきたという。
DSC_0115 室内とはいえ動いてないと寒い。さっきまでの暑さはなんだったのか・・とも思うがこれも山の常。薪ストーブにあたりながらこちらも一杯。DSC_0116
 結局この日の登山客は後から登ってきた九州の方を含めて5人だけ。
 小屋の方にきいたらこのお盆前後は人が少ないのだそう。
DSC_0120 DSC_0146
P8110089P8110090



DSC_0121 この日の夕食は炊き込みご飯とおでんがメイン。昨日は散らし寿司だったそう。
 でも、広い部屋で3人だけ。
 昨夜眠れなかったせいもあったが、結構ぐっすり眠れた一夜だった。 


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2012年08月08日

     <2日目> 縞枯山(2403m)・茶臼山(2384m)・白駒池         
                          2012年 7月29日 晴ときどき曇り
縞枯山荘06:35-07:15縞枯山07:20-茶臼山(08:20)-08:25天望台08:55-09:25中小場09:35-10:10麦草峠(白駒池往復)・・・横谷観音入り口‐横谷峡(約1時間)   

DSC_0144  翌朝、雨はあがっていたが上空にはまだ雲も多い。ただ風もあり西から東へと雲が流れているのが見え
DSC_0148る。目の前の縞枯山もよく見える。
  ところで同宿の方たちだが、なぜか圧倒DSC_0147的に若い人たちが多かった。オッサンと同世代は一緒にチェックインしたご夫妻のみ。(以前はたいていオッサンが若い方の部類に属していたのだが)勿論こちらが歳食ったこともあろうが、20代の方たちが圧倒的だったのには驚いた。P7290126それはそれで、嬉しいことでもあるのだが・・・・

 さて、朝飯食って出発。
 まずは
DSC_0153昨日通った、雨池峠までの木道。
 夜半の雨のせいで濡れているので注意して歩く。
 
 峠で
DSC_0155右折するとほぼまっすぐな登り道、こちらも雨のせいで登山道が沢のようになっている。
DSC_0156
 シラビソの林の中の道は薄暗いが、木の間から洩れる光が美しい。
      

DSC_0158 DSC_0157  峠から30分ほどの登りだが、結構きつい道だ。特に最後の10分くらいはガレていて歩きにくい。
 向こうから下ってくる人たちもかなり苦労していた。

 傾斜の強いガレ道を登りきると、明るい平地に出る。
 
DSC_0164
 そこが縞枯山頂だった。
 ただし、周りは樹林に囲まれていて眺望はない。 それでもまずは頂上到達、ということで一休み。
 まもなく小屋から空身で上がってきた3人組も到着した。
      
DSC_0170この先にあるという展望台まで行くという。      
 汗でびっしょり濡れたシャツを木の枝にかけて乾かしがてら一服。
 DSC_0171頂上付近は平坦な地形なので、この先もしばらくなだらかな道が続く。
 DSC_0174
  しばらく歩いていくと先ほどの3人が戻ってきた。
 「展望台、近いんだ…」
 って言ったら
 「いや、実はいくら進んでもどんどん下りになっちゃうので戻ってきました」P7290142
 とのこと。(うーーん、でもここまでの間にはそんな分岐はなかったしなあ)と思いながら、こちらは先に進んでいく。
DSC_0178DSC_0182DSC_0184 その先、ちょっと拓けた場所に出る。そこからは南八ッの山並みがうっすらとだが見えた。
 ただ、地図上でそのピーク(展望台)は登山道を左(東側)に折れた場所だったはず。ここのことではないだろう。  結局その場所はわからず、縞枯山と茶臼山の間へどんどん降りていく。
DSC_0186
  下るDSC_0185先には茶臼山が待っている。
  DSC_0189
DSC_0191 五辻との分岐を過ぎて・・・
 
 同じような樹林の中の道。
 程なく茶臼山の山頂標識がある。
 でもそこは縞枯山頂よりももっと鬱蒼とした森の中だった。
 そこで右に折れる道がある。その先には「天望地」と呼ばれる見晴台?があるという。
 5分ほど歩くと、またしても不意に開けた場所に出る。
 DSC_0193DSC_0195
 目の前には蓼科高原が拡がる。DSC_0203
 でも、南の山々はもやの中・・・・・
 あー、もう少しでも湿度が低ければ、と思ってしまう。

  その「天望地」の北側には先ほど歩いてきた縞枯山、その名の由来である縞枯れ模様が見渡せる。
 
DSC_0212
  ただ、DSC_0215それもちょっとはっきりとはしない。
DSC_0210
DSC_0223  北側からまた南側に戻り八ッの雄姿を捉えようと思ったが、相変わらず雲は流れるてはいるものの次から次へと押し寄せてくる。
 結局ここで30分以上粘ったが、晴れてはくれなかった。

DSC_0238DSC_0239DSC_0248DSC_0249

 


  
  大展望はあきらめ、先ほどの茶臼山頂へと戻る。そこからはぐんぐんと下っていく。DSC_0250
  岩がごろごろある道を降りて行くとまたDSC_0256開けた場所に出た。
 DSC_0260

 DSC_0261





  そこが「中小場」。DSC_0262DSC_0263 気持ちのいい広場を見渡す岩の上で多くの登山者が休憩している。
  
DSC_0264
 ぼくらもそこで一休み。

 降りてくる途中でかいた汗を清々しい風が吹き飛ばしてくれる。DSC_0269
 もうここまでくれば麦草峠も近いだろう。DSC_0270




 再び樹
DSC_0271林帯に入り、ぬかるんだ道を歩いていくとDSC_0272DSC_0273木道が現れる。
 通りを走る車の音もだんだん大きくなってくる。
DSC_0274 中小場からは30分ほどで茶水池のほとりに出た。そこから麦草ヒュッテまでは5分ほど。

 ヒュッテ前のテラスでは昨日同宿だった若いカップルがコーヒーを飲んでいる。
 「こんにちは」 「お疲れ様~」と、ご挨拶。
 彼らはもう帰るそう。確かに車だと遅くなればなるほど中央道の渋滞がひどくなるからね...
 ぼくらはそこにザックを下し、 「空身で白駒池まで行ってきまーーす。」
 「行ってらっしゃい・・・」 「お気をつけて・・・」
 池へ行く道
DSC_0276を小学生の団体(150人位?)が登っていくのが見えた。そのあとについて、少しだけ間をあけてDSC_0277歩く。でも彼らは直接池へ行くのではなく、高見石を回っていくようだ。
ついつられてそちらに行きそうになるがすぐ気がついた。
池へは片道30分ほどのほぼ平坦な道。   
DSC_0280DSC_0283DSC_0284




 苔むした森を抜けると木道が現れてハイマツに覆われた園地に出る。DSC_0285
DSC_0287 池そのものはそれほどなんてことない場所だった(観光客でいっぱいだったしね)が、この途中の景観はよかった。

 DSC_0293ヒュッテに戻ってからはビールとカレーで腹ごしらえ。ここからのバスは一日3本だけ(土日のみ)、ちょうど真ん中の11:55発に乗り込む。最後のバスにすれば高見石へ行ってくることもできるのだが、こちらにはもう一つの目的があった。

 バスに乗って20分ほどの「横谷観音入口」で下車。バス停からは5分くらいでその横谷観音に着く。お堂の前にあP7290166る展望台からはこれから辿る横谷渓谷と王滝が(ずっと下に)見える。
 渓谷沿いの遊歩道までは急な階段を下って10分。
 
DSC_0303下りきるとそこには観光客も大勢いる。
 ここかDSC_0305らは右岸を川沿いに下る。途中大きな一枚岩や霧降の滝DSC_0297などをDSC_0308通過する。木々が日差しを遮ってくれるのと、水の流れが作るマイナスイオンが気持ちいい。
DSC_0309 
 DSC_0313霧降の滝を越えて10分ほど、
 ようやく本日の「最後の一浴」の場所、横谷温泉旅館に到着。
DSC_0314
 予想していたよりずっと立派な建物だった。
 ここの湯は含鉄泉と二酸化炭酸泉の混合泉。
 入湯料は1500円とお高いが、昨日茅野駅で購入した  物味湯産手形(1,050円)  で無料入浴。

yokoya (1)yokoya (2) 横谷峡沿いの内風呂は15人以上は入れそうな大きさ。伊香保の金泉のような茶褐色の湯だ。源泉19度なので加熱、そして一部循環とあるがまあまあ新鮮な湯感だ。


   奥の扉を開けると露天風呂。こちらは内湯よりも湯の色が濃い。yokoya (4)yokoya (6)yokoya (3)yokoya (8)

 給湯口の湯はもちろん無色透明。
 やはり金気臭があり、ちょっと苦味もある。
 注がれている湯が湯船の浮遊物を躍らせる様子も楽しい。

 最初は気がつかなかったがこの露天の奥にもう一つの露天湯があった。
 そしてその湯が一番新鮮な感じ。(でもそのせいか、人気が高く常に人がいて写真は撮れなかった)
 下を見ると渓谷の清冽な流れが目に飛び込む。高瀬ダムの下の「葛温泉」に少し似た雰囲気。
yokoya (14)
お湯も周りの景色も満喫。帰りは来た道とは反対のバス停から(こちらは歩いて7-8分)。P7290171
 P7290172P7290173P7290174茅野駅で地ビールと「名物」ところてんを堪能して、帰りの「スーパーあずさ」に乗り込むオッサン達であった。
 



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2012年08月04日

120728 (40)    <1日目> 北横(2480m)・三ツ岳(2360m) ・雨池山(2325m)    
                            2012年 7月28日 晴
ロープウェイ頂上駅11:15-三ツ岳分岐(11:55)-12:00北横岳ヒュッテ(昼食)12:35-12:50北横岳北峰13:10-13:15南峰13:30-13:40七ツ池13:45-13:50北横岳ヒュッテ14:00-三ツ岳西峰(14:40)-中央峰(14:50)-15:05三ツ岳東峰15:15-雨池山(15:45)-16:10縞枯山荘

 
20120728_103830_04   北八ヶ岳ロープウェイ頂上駅は標高2237m、もうここまで登ってきてしまえば北横岳までは楽チンだ。もともとは日帰り用に考えていたコース。でも一泊しての北八ツもいいかもと、今回は縞枯山荘泊の行程にしたのだった。
  
 新宿駅7時発
120728 (4)の「スーパーあずさ」は超満員、オッサンも30分前に並んでようやく席が確保できたほどだった。(そのあと立川でも多くの人たちが乗車、車内はスシズメ状態だった)
  それはともかく着いた頂上駅。
DSC_0001DSC_0003120728 (5)120728 (6)




 なによりこの好天、山に来るには最高の天気だ。
120728 (7)120728 (9)
120728 (8)




 こちらは登山の準備をして歩き始めるが、ここには家族連れの観光客がいっぱいいる。確かにこの「坪庭」を歩くだけでも観光的にはいいかも・・・・・
 120728 (13)そしてここから1時間程度で山頂に達することのできるこの道も子供たちの「山」デビューには絶好だろう。
 歩き始めて15分ほどで登山道との分岐になるのだが、こちらの道にも多くの家族登山者がいた。

  120728 (10)枯沢の上の橋を渡ると林の中に入り、いよいよ登りになる。
120728 (11)120728 (12)
 とてもよく整備された道を30分くらい登って突き当たったところが
 三ツ岳との分岐。
120728 (30)
 「この先は危険です・・・・・・・」との標示がある。→
 
120728 (15)
  そこから5分ほどで「北横岳ヒュッテ」に到着。
  多くの登
山者が休憩している。
120728 (14)
 ちょうど昼時なのでここで日陰を探して飯にする。
 カミサンが小屋で購入した山バッヂは「ゴゼンタチバナ」の絵柄だった。

120728 (18)  登りつめた山頂の先には優雅な蓼科山がお迎え。
  空気が澄んでいれば南北中央すべてのアルプスが見渡せるらしいが今日はだめ。
  
  120728 (17)かろうじて南八ヶ岳の雄姿が見えたのが幸い。120728 (16)



夏は湿度が高いので仕方ない・・・・



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 北峰山頂でまったり・・・した後、
  南峰でものんびり.............

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今夜お世話になる縞枯山荘の屋根も見えた。


  頂上をあとにして、ヒュッテの前から七つ池に立ち寄り。
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  七つ池といっても立ち入ることができるのは二つだけ。
  でも、それはそれでいい雰囲気だった。

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   さて、この後はさきほど見た「この先危険…」の三ツ岳へ登っていく。
   最初のうちはハイマツと石楠花の間を行く、わりとよくあるコース。
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 120728 (33)120728 (34)  その中に切り開かれた道を従順に登ったり降りたりしていくのだ。

  しかし進むにつれだんだん岩っぽくなってくる。
 横岳南峰の山頂からも見えていたのだが、岩ゴロの山に取り付いていく。
  

 
  これは
120728 (35)これで楽しい。120728 (36)
  ただし足元をきちんと見ていないといけない。120728 (37)
  オッサンも岩の間に靴が挟まってしまい往生した。
 
 三ツ岳には名前のごとく三つの高みがある。
 この山は横岳の噴火の際にできた山らしくすべてがその岩で構成されているらしい。120728 (38)
 岩伝いの上り下りが終わると、一気に下るのだがその前に小休止。
 歩いてきた山を振り返りつつのんびりとした時を満喫するのがいい。120728 (39)

120728 (41)  ここからは地図でもわかる急降下。
 滑りやすい道を気をつけながら降りていく。

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石楠花も枯れる寸前?の輝きを見せてくれている(オッサンと同じか!!)


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120728 (43) と、いうわけでガンガン下った後はまた雨池山への登り。
 でもそれは予想どおり(というか、地図なりの道でした)。
 シラビソとダケカンバの間、笹もある山らしい道.。
 雨池山頂上はただ標識があるだけのなんてことない通過点で、つい写真も撮らずにやり過ごす。
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  途中、見晴らしのいいところもあったのだけど、雲行きが怪しくなってきた。西の空から雷の音も聞こえてくる。時々ぽつぽつと雨粒が・・・・
 と、いうことでともかく小屋へと急ぐ。120728 (49)
 







120728 (51) 雨池峠の十字路を右折して木道に入る。
 もうすぐ小屋かな・・・との安心感、でもここで油断は禁物だ。
   木道はすべるしね・・・・・120728 (55)
 

  お世話になる「縞枯山荘」は三角屋根のかわいいヒュッテ。
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  太陽光120728 (52)と風力のみが電源だそう。部屋には照明はない。
  
   まあ、昔の山小屋だったら当たり前のこ120728 (53)と。
  そんな塒も楽しいか。
  そして ここの野菜は自家栽培とのこと。最初はう
なぎかと思った夕飯(まあそんなわけはない・・鶏肉の甘辛煮だった)も、おいしくいただいた。

 だが食後にゆったりした後、黒120728 (56)い雲と一緒に雷の洗礼・・・

この晩は寝床では雨と雷鳴、そして稲光にうなされることになった。


  (で、翌日は・・・・・・・・・・・?その2に続く・・・)



mackkmackk55 at 16:39│コメント(5)トラックバック(0) |