2011年12月

2011年12月31日

もうまもなく年越し。
我々日本人にとっては忘れられない一年となりました。
あの悲惨な出来事はこの時代に生きていた人間にとって、大きな教訓になったと思います。
あの頃の…そして今も変わらないのかも知れませんが…あまりにもひどい政府の対応はその政権を(結果的に)選んだ我々にとっても胸に留めておかなければいけない事象でしょう。結局は政官財の既得権を守る力に対抗できなかったということなのかも。だからといって、前政権の責任逃れにはならないのもまた事実です。

などと、大上段に構えてしまいましたがオッサン、またしても今月は中旬以降相変わらずの飲み続け。
おまけに、下旬には予期せぬ出来事もありで、結局、更新はできず。
(加えてこの部屋、やっと形だけかたずけ終わったのがつい、さっき)
結局、今年も懲りないオッサンであった。

今年もいろいろありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いします。

2012年が皆様にとっていい年になりますよう・・・・・・・

で、2011年に行ったライヴです(昨年はサボりました)

1.17 Dave Mason @ Nakano Sunplaza
久しぶりのデイヴ節、ギターと歌を堪能しました

1.19 Los Lobos @ Billboard Live Tokyo
大好きなTex-Mexを聴けて楽しかったです。

このあと、人生初のインフルエンザ罹患。
なんといってもChip Taylor 残念!

3.5 Eagles @ Tokyo Dome
期待はしていなかったものの、そこそこの演奏&さすがのハーモニーにしびれました。

その後は震災の影響で、中止になるイベントばかり。
(それも仕方ないほどの酷い事態でした)

5.18 Bluegrass Poris & Bluegrass Tetsukabuto @ rocky top
友人に誘われて久しぶりにブルーグラスを聴きに行きました。
テツカブトの皆さんと?十年ぶりにお会いできたのがうれしかったです。

6.12 Atsuki KImura @ Blues Alley
こちらもひさしぶりの木村節、バックのメンバーも豪華で楽しめました。

6.16 Bluegrass Tetsukabuto @ Rocky Top
昔大好きだった、フィドルの野村さんとお話できたのがうれしかったです。
(もちろん、演奏は最高)

7.3  Akira Miyakawa @ Sumida Torifony Hall
今年はクラシックギターとのコラボ。
ヨーロッパの伝統と庶民の音楽の融合がよかったです。

8.10 Nick Low @
Billboard Live Tokyo
いやあ、かっこよかったです。ホンマニ

10.13 Alison Brown @ Mt.Rainier Hall
本当にクレバーな感じのアリソン、i-pad?をスタンドに立てながら日本語も一所懸命でした。
お子さんたちも一緒のステージはいかにもアメリカ南部を思い起こさせてくれました。

10.30 Hirohumi Tokutake with Gerry McGee & Marc Beno @
Mt.Rainier Hall
同じ場所での徳武さん還暦祝いコンサート。大好きなジェリーと前回聞けなかったマークのギターと歌がうれしかったです。

11.2 Flamenco Live (guitar by Dan Hasegawa) @ El Flamenco
ロカメンコもいいのですが、こういうトラッドなヤツもいいですね。暖クンのギターのシンコペーションはいつ聴いても凄いです。

11.6 Modern Folk Quartet @ Back in Town
恐る恐る行ったライブでしたが、その盛り上がりに圧倒されました。
みんな(観客の方含めて)若いーーーー

12.3 Eric Clapton & Steve Winwood  @ Budokan
予想はしていましたが、ウィンウッドの声の張りにびっくり。
レイラを聴かなかったのは2回目でしたかね

12.25 Tatsuro Yamashita @ Nakano Sunplaza
今年の最後は達郎さんでした。13年ぶりという"Big Wave"を皮切りに、いつものように3時間半。
ご本人も仰っていましたがツアー再開から3年、一番声が出ていたと思います。

なんか、忘れているのがありそうですがそれもまたご愛嬌です。
そして、今年も多くのMusicianが向こうへ旅立ちました。

ご冥福をお祈りいたします。



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2011年12月12日

     <3日目 その2> 史跡尾去沢鉱山 と花輪線全通80周年号

hatimantai  (401) 駅前では花輪線80周年関連なのだろうか、何かイベントが催されていた。
 
 でも、とりあえず観光案内所へ向かう。
 ここに相方が昨夜湯船でご一緒だった方がいるという。
 
 その際、「私、鹿角の観光案内所にいるから来てね」と言われたらしい。
 で、行ってみたら一瞬、???って反応(よい意味でお嬢さんっぽい感じ)だったが......
 すぐ思い出してくれたみたいで 「本当に来たんだ」って感じ。

 前から行ってみたかった尾去沢鉱山のことをお聞きすると、
 「ぜひ、”産業遺産のツアー”に行きなさい」
 と薦められた。もともと、その手のものは大好きなので事前に調査済みであったのだが、
 たしか、10人以上で予約しないとだめだったような・・・・・・

 でも、観光案内所で薦めるのだからやっているのかも。(ただしこの時間だと車で行くしかないとのことでした)

 その前に小腹を満たそうと、駅横の「きりたん舗」という店に入る。
 (当然、生ビール注文のあと)頼んだのが、PA100211
 PA100212「比内地鶏ラーメン(塩)」。
 どうせたいしたことはないだろうと思って注文したのだが、こいつが旨かった。
 あっさりしているのにコクのあるスープが、中細の麺にからんでいい味。バラ肉のチャーシューもいける。
 鹿角はきりたんぽ発祥の地、うまくても不思議はないのだがいい意味で期待を裏切ってくれた。
 そして、多くのお客さんが店の方にチラシを見せている。僕らが案内所でもらったヤツ。よく見ると観光案内のチラシにクーポンが付いていて、それぞれの店で1品(ここでは鹿角牛コロッケとのこと)もらえるらしい。
 帰り際に「これ持ち帰りもできるの?」と聞くと、
 「もちろん、大丈夫です」とのこと。
 「じゃあ、3時過ぎに来ますのでお願いします」 
 と、頼んでおいた。
 (帰りの車中でのアテにしようと言う魂胆)

 尾去沢鉱山は1200年以上の歴史を誇る銅鉱脈群採堀跡。もともとは金の採掘をしていた。その産金は東大寺の大仏や平泉の寺社の建築にも使われたという。 少し前までは「マインランド尾去沢」という名のテーマパーク?hatimantai  (402)だった。ご多聞にもれず第三セクターの経営が悪化しその運営を放棄したのだが、もともとここで採掘していた三菱がそのあとを引き継いでいるらしい。
  着いてみたら(予想はしてたが)閑散としていて、ほとんど人がいない。

  とりあえず受付で「産業遺産、見れる?」って聴いたら、やっぱりだめだった。
    まあ、そうかも・・と思っていたので、通常?の坑道見学のチケットを購入して坑内に入る。
hatimantai  (404) 
  照明がhatimantai  (405)あるとはいえ、中は写真を撮るには光量不足ですね。
  ここは岩盤がしっかりしているので元の坑道そのままの形で残すことができたらしい。
  しばらく進むと、なにやら団体さんのツアーに遭遇。係りの方がいらして詳しく解説してくれるので、それに便乗させてもらう。ここでは何層もの横坑があり、上下は昇降機で平面は蓄電式の機関車で鉱石を運んでいたという。言ってみれば6階hatimantai  (407)(だったかな?)建てのビルのようなものを山の中にこしらえて鉱石を掘り出していたらしい。 もうhatimantai  (408)産業としては成り立たないのだろうが、鉱脈の一部も見られる。
  hatimantai  (410)ところでこの解説をされている方、なかなかうまい。
  実際に発破をかけた様子や、当時の労働環境(労使協定により、その時代にしてはかなりいい待遇だったという)。また、足尾(古河)、別子(住友)との違い(あ、それは労務関係のことではありません)など、結構念を入れて話していた。(愛社精神旺盛な方だったのか・・・・そのたびに三菱を強調していましたから)

 でも、その労働環境もあくまで「三菱」社員の話で、「協力会社」に所属している人たちにはその恩恵は及ばなかった。(それは、今の時代にも通じる。原発がいい例だ。でも、そこまできちんと説明してくれたことには=当たり前かもしれないが=好感を持てた)

  途中の広い場所では坑道に日本酒を置いて熟成させていること、新居浜の神社の別院?(鉱山の守り神だという)があることなど興味深い話を聞かせてくれた。

hatimantai  (412)hatimantai  (414)  その後は、短縮コースを行く団体さんと分かれて奥の坑道に入っていった。
hatimantai  (413)
 そのあたりには(佐渡金山みたいな)ちょっと興をそがれるマネキンなどがあったりもしたが、採鉱やその鉱石を運ぶ様子などを具体的に見られたのは興味深かった。

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   ここの標語が秀逸だった。 「やめなさい  手順無視してまた作業  いつか地獄へ直滑降」
 
   そして再び団体さんたちに合流。近代鉱山以前の時代の場所、展示になる。江戸時代には「隠れキリシタン」の方々が身を隠すためもあり、ここで働いていたという。暗くてよく見えなかったのだが、坑道の隅に「クルス」があるらしい。このオッサンの先祖もそうだったということは祖母から聞いていたので、不思議な親しみを感じてしまった。トータル約50分くらいの坑道めぐりだったが、いろいろなことを考えさてくれる施設だった。
hatimantai  (431)hatimantai  (432)
 坑道から出て、受付で帰りのタクシーを呼んでもらう。待っていると先ほどの解説氏が来てくださり、昔は鉱山の上は禿げ山だったという話をはじめ、いろいろまた聞かせてもらった。(僕らが産業遺産のことをきいたこともご存知でした)

 
 hatimantai  (434) で、運転手さんに言ってくれたのがここで止まってくださいとのこと。
  (車窓からのショットで、あまりよく映ってはいないが)高さ60mの精錬所の煙突だ。
  ここからの排煙が禿山をつくったのだろう・・・・
  その運転手さんも、昔の様子<鉱山が稼動していたときの賑わいや、以前は朝鮮半島からの方たち(動員?)が多くいて、そんな文化もあったらしいとのことなど…>をいろいろ話してくれた。

hatimantai  (435)  戻ってきた鹿角花輪駅前には「ハチロク」の動輪が・・・
 
hatimantai  (437) 「花輪線全線開通80周年号」の運行を知ったのは旅に出る1週間前。仕事の帰りにみどりの窓口でダメモトで聞いたら指定が取れた。なんで、盛岡からの新幹線も当初の予定から1時間繰り下げて取ってもらった。(相変わらず泥縄のオッサンである)

 花輪線には何度か乗っているが、通しで乗ったのは一回だけ(今日は半分だけど)。もう、10年以上前だったか。...その前(中学時代)はSL撮影の名所として有名だったけれど、行かれるわけはなかった。
 
  この鉄道ができる前の様子が、田山花袋の「温泉めぐり」に友人の話としてある。
   「・・・・十和田を出て、小阪に来て、それから尾去沢から、夜通し歩いて、盛岡の方へと出て来ましたが、あの時は流石の僕も疲れましたよ。何しろ、夜っぴいて歩いて、また明日歩くんですから・・・・・・。しかし、あの路は面白い。ちょうど、岩手山の裏を通ってくるようになっているんですから」
  そんな道も、80年前からは数時間で通過できるようになったということだ。

hatimantai  (440)hatimantai  (441) 今回の車両はキハ58系改造車。なので昔の面影はないが、もう通常運転はしていない形式らしい。
 
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hatimantai  (457)  頂いたコロッケをアテに、(でも日本酒にはあわねえ!・・・なんていってもしょうがないか)「高清水」で一杯やりながら車窓を楽しむ。
  

  奥羽山脈の脊梁を越えていくあたり(ちょうど昨日歩いたあたりの北側になる)はいかにも東北らしい景色。

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  田山の駅から見えた、駅脇の住宅にある広告看板も懐かしいものだった。
 
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   行きにバスで立ち寄った大更の駅。
 まだこのあたりでは明るかったがこの列車、快速とは名ばかりでこれまでも待合せの停車時間が長い。 (臨時列車の宿命か・・・・まあ、それも鉄道ファンには楽しいのかも)
 hatimantai  (476)IGRとの合流駅「好摩」では盛岡行き普通、JRFの下り貨物(桃太郎だった)、もう一本の盛岡行きをやり過ごしてからの出発だった。hatimantai  (477)
hatimantai  (483)hatimantai  (484)hatimantai  (482)


     でも、まあそれも含めて・・・・3連休をのんびりと過ごしたオッサンであった。


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2011年12月07日

hatimantai  (291)   <3日目> 大沼と銭川温泉   2011年10月10日 曇り

 
朝食は大沼を眼前にしたカウンターに用意されていた。
 ご主人の話だと長沼よりこちらのほうが例年色づきは早いそうで、沼の周りではもう枯れかかっている葉も多いという。
 それでもその紅葉を愛でながらの朝食は最高だ。

 食後、腹ごなしもかねて沼一周の散策路を歩く。
 ちょうど、僕らが出るときに「森林インストラクター」氏がご帰還。
 「思ったより、時間がかかったよ。1時間くらい」
 とのことだったが、こちらは以前にも歩いた道。だいたいの様子はわかる。
 (おそらく、木々の専門家の方なのでじっくりと観察していたのでしょう==それはそれで素晴らしい、オッサンもそういうのをしてみたい!)
 
hatimantai  (301)hatimantai  (295)hatimantai  (297)hatimantai  (298)




           ・・ で、その大沼の紅葉はこんなふう・・
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 周回の遊歩道は整備されてい歩きやすい。
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前に来たのは夏だったので光景も全然違う。

 

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     今回は前と逆方向の右回り。

      北西側からはちょっと高いところから沼を望めるのがいい。

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  宿に戻ってからはもう一浴と、まだ浸かってなかった露天に向かう。
 
 ここの露天風呂は他のお客さんがいなければ貸切OKとのことを昨日聞いていた。
 ちょうど宿の方がいたので伺ってみる。
 「じゃあ、見てきますね」
 と、言ってくれてその方が露天風呂への「渡り廊下」に出てすぐ。
 「ああっ!」
 という、雄叫びが・・・・
 何だろう、と思っていたら、蛇がとぐろを巻いていたそう。
 デッキブラシで廊下を叩いて退散させたと言う。
 で、「これを持って叩きながら行ってください」と言われた。
 (鳥海のときと同じか・・・と、蛇君に同情もあり)で露天に向かう。

   結果的には先客(男性)がいたので相方はパスして内風呂へ。hatimantai  (358)
hatimantai  (361) (でも、この時期ではお湯は温く外気も冷たかったので10分もせずに退散)
 ただ、つくりはよかったですよ。
 夏場なら最高だと思います。
 
 (なんで、その後また内湯でほっこりしたオッサンでした)

  さて、フロントに降りてチェックアウト。
  バスの時刻までまだ間があるので、コーヒーを頂く。
  宿の親父さんが淹れてくれるそいつを待ちながらの会話。
  「今hatimantai  (363)日は、どっちへ行くの?」
  「鹿角まで出ようと思っているんですが、バス待ちの間に銭川温泉に行く予定です」
  と答えると、
  「ああ、あそこもいい温泉。楽しい女将さんだよ」
  そして、
  「お客さん、あんなに飲んで体大丈夫なの?」
  「いえ、まあそれなりにありますけど・・・・とりあえずはね」
  ”たくさん飲んでいただいてありがとうございます”
  と、言われたことはあったがこんな風に言われるのは初めて。
  ・・・こちらとしては、昨日はそんなに飲んでないほうなのだが・・・
  (というご主人も、実は酒飲みらしい)
  で、
  そのコーヒーはサービスにしてくれた。
  

  ここから鹿角へ向かう直通バスは1日1本だけしかなく、それ以外の時間帯はアスピーテラインが国道341号と出会う「アスピーテライン入り口」で乗り換える必要がある。銭川温泉に行くにはそこからバス停1つ分(約600m)を歩き、かつ国道沿いを流れる熊沢川まで下っていかなくてはならない。

  hatimantai  (370)hatimantai  (371)hatimantai  (373)hatimantai  (374)hatimantai  (376)

  




   このあたりはまだまだ緑の葉も多い。
   国道から5分ほど歩いていくと渓流沿いのこじんまりとした湯宿が見えてくる。

  ここは純hatimantai  (377)粋な湯治宿。かつては旅館部もあったそうだが、いまは食事の提供はしていないらしい。
  
  玄関に入ってまず受付してくれたのは若い娘さん。(たぶん女将さんのお子さんだろう)
 あがってすぐ「足元があったか~い!」、それが「オンドル」。 これは素晴らしい。
hatimantai  (378)hatimantai  (379)hatimantai  (386)
  湯船の様子はこう。
  単純泉だが、本当に生き生きとしたお湯がうれしい。
  カランも温泉の湯だと思う。

  hatimantai  (387)hatimantai  (388)hatimantai  (389)湯上り後、広間でくつろぐ。
  (車だとビールはご法度ですが今日は大丈夫)
  湯治の方たちものんびり過ごしていた。
  もうひとつの湯船「瀬煮川の湯」(湯治棟にある)はちょうど清掃中だったので入れなかったのが残念だったが、そこで人生の大先輩方たちとお話。

 このオッサンの親世代くらいの方たちだったが、皆さんお元気そう。
 何か漢方薬っぽい(たぶん地の植物)の摂り方を、話し合っていた。
 たぶん、僕と同じくらいの歳の女性の方が説明している。
 「これ、元気になるよ」
 との言葉に、
 「そんなに元気になったら、ここどうするのぉ」
 「はははっ」
 って、適当にやり過ごしていた方がここの女将さんだったみたい。

 もちろんそれだけではなく、いろいろ楽しいお話を聞かせていただきました。

hatimantai  (395) 温泉を後にしてバスで鹿角へと向かう。
 最初にこの道をバスで通ったのは確か20年近く前、鹿角(当時は「陸中花輪」)から玉川温泉に行った時だった。
 その際に道沿いの多くの温泉・・・そのいくつかは土砂崩れや洪水で現在は廃業を余儀なくされている。それを思うとここが残っていてくれたことはうれしい・・・と西に広がる原生林に心を惹かれた。森吉山にはその後登ったのだがここの温泉群には何年か前、「志張温泉」(その湯もわざわざ訪れる価値ある温泉だったが、数年前に閉鎖・・・後、今年また再開したらしい)に来ただけだった。hatimantai  (397)hatimantai  (399)

 そんなことを思いながらバスの車窓を楽しんで、鹿角花輪駅へ・・・
                  (===>その5へ続く・・・・またか・・・・)


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2011年12月03日

   <2日目 続編> 大沼温泉 八幡平レークイン       

  今夜の宿はドライブインの2階の「八幡平レークイン」。1階のドライブインには以前立ち寄ったことがあり、次回はここに泊まってみたいと思っていたところだ。宿は副業?って感じのやり方だが温泉は掛け流しということで露天もある。1階の食堂の中ほどに上へ上がる階段があり、そこが宿の入り口。

 荷を解いてから、まずはビールを注文。ずっと歩いてきたせいかのどが渇いていたみたい?で立て続けに2本目を下の厨房に取りに行く。(まあ、民宿のような感覚ですね) ちょうど夕食の仕込み中だった。

 お楽しみの温hatimantai  (282)泉は・・・・さらっとした単純泉でちょいと熱め。
 無色透明な湯に浮かぶ湯の華と湯船からあふれるお湯が見た目にも気持ちいい。
 浴場は大沼側にあって、その紅葉を眺めながらの湯浴みは最高だ。

源泉名 大沼温泉
源泉所在地 秋田県鹿角市八幡平熊沢国有林第133林班イ小班
泉 質 低張性・中性・高温泉 単純温泉 
泉 温 45.3℃ (調査時の気温 16℃) 自然湧出
PH値 7.2(弱アルカリ性)
                           (宿のHPからの引用です)

 hatimantai  (286)ここでお会いした方、大阪から一人で来たという。仙台に所用があってついでにここまで足をのばしたそうだ。風貌はこのオッサンよりちょっと先輩?
 「ちょっと熱いねぇ」と、仰る。
 関西人はあまり熱い湯は好まないという僕なりの経験則があったので、
 「少し(水で)埋めますか?」
 と言ったのだが、
 「いや、いいよ。このままで」
 うーん、わかっていらっしゃる。

 ところでこの方、直前にこちらに来ようと思ったので、宿がなかなか取れなかったらしい。
 どなたか知り合いの伝でここに泊まれることになったと言う。
 で、ここの温泉の秘密も教えてもらった。
 (それは内緒です==>と、いうほどたいした話ではないのだが)
hatimantai  (290)
 いい湯を満喫した後は、夕食だ。
 1階の食堂で頂く。もちろん、骨酒は注文済み。
 (ちょうど下に下りる際、先ほどの方とお会いする。)
 「この部屋見てよ」
 その方のお部屋は、いわゆる大広間を仕切ったところ。
 「ここに一人だと、寒いよーーー」
 と笑っていた。(満室だったのを無理に押し込んでもらったんだろうか・・・・)

 で、肝心の夕飯。
 品数も多く、山の宿らしいメニューが並んでいる。20111009 (166)

 大好きな「20111009 (161)みず」の実がうれしい。
  (岩魚は一口かじったあとですみません)
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   名前は忘れたが「なんとか(八幡平?だったかな)ポーク」のソテーもうまかった。

 そして秋田と言えばこれです。20111009 (169)

 きりたんぽは大好きな鍋なのだが、もともと囲炉裏端で食べる家庭料理だったはず。
 そりゃあ料亭のようなところで食べるそいつはうまいに決まってるが、本来はこんな庶民的なヤツ(宿の板さん、すみません)がいいのだ。
 だいぶ前に1泊した大館の「長瀞温泉」のきりたんぽもこんな感じだった。
  (もちろんこちらのもおいしかったですよ)
 初体験はピーナッツのモヤシ。20111009 (167)
 酢の物にしてあるが、ちょっとえぐみがあるのがまたいい。
 (聴いたら、近くの方が試験的に作り始めたのを使っているという)

 隣のテーブルでは、先ほど同浴の御仁がデジカメで料理の写真を撮っている。
 そして係りの方に料理のことをいろいろ質問していた。
 (おそらく、ブロガーに違いない)  と、カミサンと会話。

 こういう場所での食事の習いとして、骨酒を一献。
 「僕はあまり飲めないんで・・・」 とのことでしたが・・・それはそれ。
 
 宿のご主人も各席を回ってそれぞれでお話をしている。
 「山の宿」を名乗るだけあって、山小屋主人みたいな風貌。
 僕らもいろいろ面白い話を聞かせていただいた。

 お隣の方はもう食事も済んで部屋に戻るよう。
 帰り際に名刺を頂いた。  緑の文字で森林インストラクターとある(もちろんブログアドレスも)。
 定年後、そちら方面でご活躍らしい。 (それって大事ですよね)
 聞かれてこのページのアドレスもお伝えする。
 
 その後もいつものように当然のごとく、継ぎ酒を注文しつつの長っ尻。

 ご主人が三陸で上がった秋刀魚を持ってきてくれた。
 新鮮な身にピリ辛の一味がうれしい。
20111009 (170)

 これではますます酒がすすんでしまうじゃないか!
 と思いつつ、にんまりと飲んでいると、

 先ほどの方がまた登場。

 「ブログ、面白かったですよ」
    (もう、見たの!)
 いや、それはそれでうれしかったのですが、なんかオフ会ならぬオン会(とは違うが)みたいでちょっと恥ずかしい。

 部屋に戻る前、ご主人とまたお話。
 「風呂上りにまたビール飲みたいんでわかるようにしといて」と言ったら。
 「あと1本しかないけど、とっておきます」 だって。

   <あと、1本って何・・・?  ちょっとこの宿のことが心配になる。>

 風呂上り、お約束どおりに厨房へいくと・・・皆さん食事中。  ご主人が出てきて、
 「お客さん、ごめんなさい。実はコイツが最後の1本を飲んじまったんですよ。」
 「お前、ちゃんと謝れ」 と、一人の若者を連れてきた。
 で、
 「これでいい?」
 って、”のどごし生” を持ってきた。  まあ、この際贅沢は言ってられない。
 「ああ、じゃあそれで・・・・」
 
 そいつで風呂上りの一杯。すると部屋をノックする音が・・・
 そこには先ほどの「犯人」がいた。
 申し訳なさそうに、
 「すみません。これを・・・・」
 と言って持ってきたのは、もう一本の ”のどごし” と「煮込み」。20111009 (172)
 
 たぶん、「賄い」だとは思うのだが、20111009 (171)
 無論、その煮込みはうまかった。
 
 んな、こんなで飲み終えて・・・・何かほっとするような感覚で眠りにつくオッサンだった。

   ===>で、翌日へまたまた続きます



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2011年12月01日

<2日目> 八幡平頂上(1614m)から大沼温泉へ    2011年10月9日  晴

見返峠11:55-12:15八幡平頂上12:17-12:50草の湯分岐12:55-ブシ谷地(13:55)-14:30長沼14:55-16:00大沼

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  翌日は晴天、朝風呂→散歩→朝食 とおなじみのメニュー。
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       毎度のことながら、散歩の後の朝飯はうまい。
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  この日は例の「散策バス」の出発が10:50とのことなのでその後ものんびりゆっくり宿で過ごします。



  20111009 (29)ロビーで朝の散歩の八幡平ガイドさんとお話。
  秋田側に降りるのは初めてだったので、コースの状況など詳しく聞かせていただいた。
  「人も多くなくて、いい道ですよ。でも途中、ロープを伝っていくところがあります20111009 (36)
  (僕も地形図を見ていて気になっていたので)
         「ああ、あのやたらと等高線が狭いところですね」
  「そうそう。あと熊鈴忘れないように。」20111009 (37)
  などいろいろアドバイスを頂き大変参考になった。
  途中からは女将さんもお話に加わっていろいろ山や自然の話。
  「今度こそは冬にも来たい」と思いつつ、宿を辞す。

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バスに乗ってからは、岩手山と昨日昇った茶臼岳を眺めながら
   八幡平頂上へ・・・・



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20111009 (46) 今日は天気もよく、遊歩道となっている八幡平の頂上までは観光客でいっぱいだった。20111009 (49)




20111009 (48) そんな頂上(といっても木々に囲まれた平地に展望?やぐらがあるだけ)を尻目に、秋田側への道に分け入っていく。

 笹の中を下っていくと、程なくちょっと開けたところに出る。

 先ほどまでの喧騒がうそのような誰もいない世界。草原に池糖が浮かぶ。
                    遠くに見えるのは八甲田だろうか・・・・・
 
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  そこからはまた20111009 (61)20111009 (62)笹原の道を下り、アスピーテラインと草の湯20111009 (63)20111009 (64)との十字路に出る。

 「草の湯」は温泉好きとしては一度は行ってみたいところだが.....
この時間ではちょっと(どころでなく、全然)無理。20111009 (65)

 まっすぐ長沼方面へ下っていく。


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  このあたりから少しずつ勾配がきつくなってくる気配だが、坂はまだそれほどではない。20111009 (68)
 だんだん樹林の中に入って行き、東北の山らしい雰囲気になってきた。
 
20111009 (69)20111009 (70)20111009 (71)





20111009 (72) 木々の間から下を見下ろすとまだまだ標高差はある。
 「あそこまで降りるわけだ・・・・」
 と思いつつ一歩一歩下っていった。


20111009 (73)20111009 (75)  その先が、話に聞いていたロープの場所。
20111009 (79) 写真ではそれほどには見えないがかなりの急傾斜で足元も悪い。
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 間にはちょっと不明瞭な場所もあり、 踏み後につられ沢のほうに降りてしまった。
 おかしいと思いまた戻ったのだが、ここで若干のタイムロス。

  
  20111009 (80)20111009 (81)その後もどんどん下っていくと沢を渡る橋があった。
  ここらへんも好ましい雰囲気。


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  下がりきったところは「ブシ谷地」と呼ばれる湿地帯で、ダケカンバや楓が美しい。

20111009 (84)20111009 (89)  そこからは少しだが登り道になる。20111009 (92)
  再び下りになると長沼の端が見えてくる。
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  木々の中を歩いて辿りついた長沼はやっぱりすばらしい場所だった。

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                                                               <冒頭の写真もここ>


 20111009 (113) 20111009 (107)ゆっくりと紅葉を堪能させてもらった後は、大沼の温泉へと向かう。
   長沼から少しずつ上っていき、再び湿地帯に出る。大谷地と呼ばれる場所だ20111009 (116)

 
20111009 (120)20111009 (128)  草紅葉も木々も美しい。


  
  その先でふけの湯への道を分け、大沼への森の中の小途を行く。
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  林相もダケカンバからブナの林に少しづつ変わっていく。20111009 (143)

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ゆるい下りをのんびりと降りていくと
突然のように沢に出会った。
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  温泉の管理小屋もあった。

 だんだんひらけてくると、泥の噴出口がある。
 そこからは遊歩道のようになっていて、ビジターセンターの職員さんに連れられてきた子供たちも歓声をあげていた。
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 まもなくアスピーテラインにぶつかり、大沼に到着。20111009 (156)

 今夜は1階がドライブインになっている、「八幡平レークイン」に逗留する。

    =====> (その3へ続く)


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