2011年05月
2011年05月29日
デビューして十年以上が経過した「サンライズ」だが、まだ乗ったことがなかった。
西方向へ行く際は飛行機を使いがちで、列車という選択肢が頭の中から消えていたのだ。
今回はちょうど1ヶ月前にたまたま別の用事で出かける途中に立ち寄ったみどりの窓口で、「あと数席あります」とのことで運よくチケット購入。連休なのでほぼあきらめてはいたのだが(さすがに5月2日は無理で3日の出発となったのだけれど)、久しぶりの夜行寝台の旅が実現した。
定刻22:00、「サンライズ」は東京駅を出発。
早速、列車内を探検。まだ落ち着かない車内だがそれも旅立ちの様子。
ちょうど、車端のツインのドアが開いていたのでこちらも拝見。 ちょっと階段が急だがなかなかいいつくりだ。
途中に見た、ノビノビ座席も夏場ならいいかも(安いしね)・・・・・・
昔の客車寝台は何度も乗ったことがあるが、まったく違うイメージ。電車寝台はおそらく日本の583系が最初でほかにはあまりないと思うのだが、さすがに通路を含めて全体的にいいインテリアでまとまっている。
探検しているうちに10号車のラウンジにたどり着く。ここでゆっくりと持参の酒・ツマミを片手に夜の車窓を堪能する。ここは5+5(だったかな?)の席しかないので、早く行った僕らはラッキー。(こちらがのんびり車窓を楽しんでいる間にも多くの乗客たちがやってきては帰っていきました。)で、戸塚を過ぎたあたりで後の方に譲って部屋へ...
偶然だったが、取れた車両は「喫煙車」。ヘビースモーカーにとっては嬉しい。
部屋のベッドの脇にもちゃんと灰皿がある。
<いまどき列車に乗りながら一服できるなんて・・・・・うふっ>
(うーーん、しかしこれはタバコのみにしかわからない感想だろう・・・そういえば以前アムトラックでも車掌さんのアナウンスで”Smoking Stop"といわれた==>たぶんその車掌さんもスモーカー?、途中駅のホームではいつも同じメンバーで顔なじみになった)
熱海を過ぎ日付が変わるころから少し眠くなる。沼津あたりではもううとうと、そのまま翌朝目覚めるともう姫路近くだった。
吉井川の流れを横目に朝のぼんやりした気分のうち
あっという間に岡山到着だ。
ここでは前7両の「サンライズ瀬戸」が切り離されて先に出発する。
ホーム反対側には快速マリンライナーも停まっている。
だが、とりあえず飯確保のため、駅弁購入、
食べたかった鰆寿司はまだなく、ごく普通の幕の内。
(まあ、おいしかったです)
さて、ホームでは、大勢の人が切り離しの現場を見ている。
昔はこんなに人がいたことがない!
やっぱり、鉄道ファン?が増えているのだろうか....
そしてここからは陰陽連絡線のひとつ、伯備線で米子に向かう。
少しずつ勾配を上っていくがかなり走っても川の流れは列車の進行とはと反対側の流れ、
そう思っているとアナウンスが入った。
「次の上石見駅(だったと思いますがあやふや・・・すみません)が分水嶺です」
そしてそこからはそれまでの高梁川ではなく、日野川に沿って山を下りていく。
でも、やはりこのあたりは山も迫り、川の流れの脇に集落がある、いかにも日本の山村の趣だ。
むろん、それは旅する人間の感想であり、ここで暮らす人々にとっては台風などの際には大変な苦労をするとは思う。
そうしてだんだん平地に降りていくとまもなく米子。
米子からは山陰線で出雲市へと向かう。
伯備線でも出会ったのだが、途中「スーパーやくも」とのすれ違い。
車窓に宍道湖が見えてくるともう、出雲市駅も近い。
そしてほどなく定刻9:58に出雲市に到着。
予想以上にゆったりのんびりできた「サンライズ」の旅だった。
その2==>
西方向へ行く際は飛行機を使いがちで、列車という選択肢が頭の中から消えていたのだ。
今回はちょうど1ヶ月前にたまたま別の用事で出かける途中に立ち寄ったみどりの窓口で、「あと数席あります」とのことで運よくチケット購入。連休なのでほぼあきらめてはいたのだが(さすがに5月2日は無理で3日の出発となったのだけれど)、久しぶりの夜行寝台の旅が実現した。
定刻22:00、「サンライズ」は東京駅を出発。
早速、列車内を探検。まだ落ち着かない車内だがそれも旅立ちの様子。
ちょうど、車端のツインのドアが開いていたのでこちらも拝見。 ちょっと階段が急だがなかなかいいつくりだ。
途中に見た、ノビノビ座席も夏場ならいいかも(安いしね)・・・・・・
昔の客車寝台は何度も乗ったことがあるが、まったく違うイメージ。電車寝台はおそらく日本の583系が最初でほかにはあまりないと思うのだが、さすがに通路を含めて全体的にいいインテリアでまとまっている。
探検しているうちに10号車のラウンジにたどり着く。ここでゆっくりと持参の酒・ツマミを片手に夜の車窓を堪能する。ここは5+5(だったかな?)の席しかないので、早く行った僕らはラッキー。(こちらがのんびり車窓を楽しんでいる間にも多くの乗客たちがやってきては帰っていきました。)で、戸塚を過ぎたあたりで後の方に譲って部屋へ...
偶然だったが、取れた車両は「喫煙車」。ヘビースモーカーにとっては嬉しい。
部屋のベッドの脇にもちゃんと灰皿がある。
<いまどき列車に乗りながら一服できるなんて・・・・・うふっ>
(うーーん、しかしこれはタバコのみにしかわからない感想だろう・・・そういえば以前アムトラックでも車掌さんのアナウンスで”Smoking Stop"といわれた==>たぶんその車掌さんもスモーカー?、途中駅のホームではいつも同じメンバーで顔なじみになった)
熱海を過ぎ日付が変わるころから少し眠くなる。沼津あたりではもううとうと、そのまま翌朝目覚めるともう姫路近くだった。
吉井川の流れを横目に朝のぼんやりした気分のうち
あっという間に岡山到着だ。
ここでは前7両の「サンライズ瀬戸」が切り離されて先に出発する。
ホーム反対側には快速マリンライナーも停まっている。
だが、とりあえず飯確保のため、駅弁購入、
食べたかった鰆寿司はまだなく、ごく普通の幕の内。
(まあ、おいしかったです)
さて、ホームでは、大勢の人が切り離しの現場を見ている。
昔はこんなに人がいたことがない!
やっぱり、鉄道ファン?が増えているのだろうか....
そしてここからは陰陽連絡線のひとつ、伯備線で米子に向かう。
少しずつ勾配を上っていくがかなり走っても川の流れは列車の進行とはと反対側の流れ、
そう思っているとアナウンスが入った。
「次の上石見駅(だったと思いますがあやふや・・・すみません)が分水嶺です」
そしてそこからはそれまでの高梁川ではなく、日野川に沿って山を下りていく。
でも、やはりこのあたりは山も迫り、川の流れの脇に集落がある、いかにも日本の山村の趣だ。
むろん、それは旅する人間の感想であり、ここで暮らす人々にとっては台風などの際には大変な苦労をするとは思う。
そうしてだんだん平地に降りていくとまもなく米子。
米子からは山陰線で出雲市へと向かう。
伯備線でも出会ったのだが、途中「スーパーやくも」とのすれ違い。
車窓に宍道湖が見えてくるともう、出雲市駅も近い。
そしてほどなく定刻9:58に出雲市に到着。
予想以上にゆったりのんびりできた「サンライズ」の旅だった。
その2==>
2011年05月22日
PC君を送り出した翌日の4月30日、新宿の全労済ホールに「思い出のブライトンビーチ」を観に出かけました。20代のころはよく行っていた演劇もその後はトンとご無沙汰でしたが、今回は大好きなニール・サイモンの本ということで足を運びました。
舞台は不況下の1930年代、ニューヨークはブルックリンのブライトンビーチというところ。ユダヤ系の人々が住む住宅地だ。ニールの自伝的脚本「BB三部作(ほかは”ビロクシー・ブルース”と”ブロードウェイ・バウンド”)」といわれる中での少年時代のストーリーです。
ニールの分身ユージーンと両親に兄スタンリー、そして母親の妹ブランチとその娘2人が同居するジェローム家。そろそろ思春期にさしかかるユージーンの語りでストーリーは進んでいきます。
グラブを手にヤンキースの選手になることが憧れのユージーン、でも作家になる夢もある。そしていとこのノーラへの恋心が混ざり合ってまだまだもやもやの気持ちのなか、家族のさまざまな出来事が語られていきます。兄スタンリーの職場でのイザコザや叔母ブランチの恋、父ジャックの戦争に対する気持ちなどいろいろなエピソードがつづられますが、一番は母ケートとその妹ブランチの間の葛藤。
夫を亡くし仕方なく同居している病気がちなブランチと姉ケートとの心の動きが手に取るようにわかります。でも最後はやはり「お父さん」の出番。随所に笑わせてくれるところがでてきて、本当に引き込まれるファミリー・コメディでした。
また、エンディングも秀逸です(大声で笑っちゃいました)。
ニール・サイモンの作品はどれも人間愛というか、ヒューマニズムが溢れていて笑ったり、涙ぐんだり時にはほっとしたりするんですが、やっぱり生きていることは素晴らしいこと!って最後に気づかせてくれます。(特に今回はあの悲惨な出来事の後だったから余計でした)
そして、生の役者さんの声もすばらしい。久しぶりに行ってよかったです。
帰宅後、2冊あるニールの自叙伝を引っ張り出して拾い読みしました。そこでの両親のエピソードのひとつを最後に引用したいと思います。
「ある晩。姉の家に遊びに行っていた母が11時頃帰宅した。ドアを開けると家中が真っ暗だった。父が家にいるのはわかっていたので、母は変だと思った。廊下の電球をつけたとたん、母は恐怖に悲鳴をあげた。床に男が倒れている。が、じっくり見つめたら、それは死体ではなくて、父の背広、ジャケット、ズボンが人の形なりに並べられ、足のところには靴、頭の部分には帽子がおかれていた。(・・中略・・)母のために付け加えるなら、彼女は怒らないで、ゲラゲラと笑いだし、ベッドにいた物言わぬ父の横に滑り込みながら、まだ笑っていた。」
こんな家庭がニールを育んでいったのでしょうね。
また、いろいろ演劇も見に行きたくなりました。
新宿での公演はとっくに終わっていますが、まだ鎌倉や小金井などで上演されるみたいです。
2011年05月16日
先日やっとLuv Machine君が退院してきました。
実は3日にMCJから電話が入り、こちらが指摘した症状
(再起動の際にBIOSロゴ画面で停止)
が工場では出ていないという電話を受けていました。
???♪なんでだろう~なんでだろう♪
と、思いながらも当日は出かける前だったので詳しくは聞けませんでした。
ただ、
「念のため、マザーボードの交換をすると現場では言っていますがどうします?」
とのこと。
もちろん「お願いします」と返事して待っていたわけです。
その間、10年前に購入したノート(メビウス)の再生に取り掛かったのですが.....
(普通、送り出す前にやることですよね・・・・その辺が泥縄(笑))
しばらく使ってなかった無線LANはまったく問題なかったのですが、
肝心のPCが...
やっっっったら遅い!!!
常駐する輩を排除し余計なソフトを削除してもかったるい動きです。
結局OSから再インストールする決意を固めました。
で....そのCDを見つけるまでまた?日間。
OSのアップデートをしましたが、やはり今の環境だとメモリ不足になることも(予想通りですが)判明。
だが、またしても難関。
量販店でもこのノート用メモリ(144pin SODIMM)はあまりなく、しかーーもやったら高い。
なんせ256Mで9千なんぼでっせぇ、512Mは3万もしますのんや
(似非関西弁・・・・すんません)
というわけでどうしたもんかと思っていましたが、
ネットでバルクメモリがあったことを思い出し、購入。(価格は大体10分の1)
まったく問題なく認識、これで10年前のノートもサクサク動くようになりました。
とはいっても、肝心の新PCが帰った翌日にメモリが届くという、情けない結末!
ところで新規赴任者!ですが.....
まったく問題なく動いています(とはいってもまだ簡単なことしかやっていませんが)
MCJの作業記録には、さまざまな項目が書かれていましたが
「BIOS設定で、USB Legacy Support を無効に設定することで、ご申告症状の改善が見込めます。
今回は無効に設定いたしました」
とのこと。
(恐る恐る)再起動をかけてみたところ、またしても
BIOSロゴで停止.....
と、思いきや
ちゃんと立ち上がりました。
あーあ、ほっと一息。
でした。
まだまだ他の(XP仕様)ソフトの実証はしていませんがとりあえずの退院報告でした。
実は3日にMCJから電話が入り、こちらが指摘した症状
(再起動の際にBIOSロゴ画面で停止)
が工場では出ていないという電話を受けていました。
???♪なんでだろう~なんでだろう♪
と、思いながらも当日は出かける前だったので詳しくは聞けませんでした。
ただ、
「念のため、マザーボードの交換をすると現場では言っていますがどうします?」
とのこと。
もちろん「お願いします」と返事して待っていたわけです。
その間、10年前に購入したノート(メビウス)の再生に取り掛かったのですが.....
(普通、送り出す前にやることですよね・・・・その辺が泥縄(笑))
しばらく使ってなかった無線LANはまったく問題なかったのですが、
肝心のPCが...
やっっっったら遅い!!!
常駐する輩を排除し余計なソフトを削除してもかったるい動きです。
結局OSから再インストールする決意を固めました。
で....そのCDを見つけるまでまた?日間。
OSのアップデートをしましたが、やはり今の環境だとメモリ不足になることも(予想通りですが)判明。
だが、またしても難関。
量販店でもこのノート用メモリ(144pin SODIMM)はあまりなく、しかーーもやったら高い。
なんせ256Mで9千なんぼでっせぇ、512Mは3万もしますのんや
(似非関西弁・・・・すんません)
というわけでどうしたもんかと思っていましたが、
ネットでバルクメモリがあったことを思い出し、購入。(価格は大体10分の1)
まったく問題なく認識、これで10年前のノートもサクサク動くようになりました。
とはいっても、肝心の新PCが帰った翌日にメモリが届くという、情けない結末!
ところで新規赴任者!ですが.....
まったく問題なく動いています(とはいってもまだ簡単なことしかやっていませんが)
MCJの作業記録には、さまざまな項目が書かれていましたが
「BIOS設定で、USB Legacy Support を無効に設定することで、ご申告症状の改善が見込めます。
今回は無効に設定いたしました」
とのこと。
(恐る恐る)再起動をかけてみたところ、またしても
BIOSロゴで停止.....
と、思いきや
ちゃんと立ち上がりました。
あーあ、ほっと一息。
でした。
まだまだ他の(XP仕様)ソフトの実証はしていませんがとりあえずの退院報告でした。