2010年06月

2010年06月25日

CrazyHeart  かつては華やかな舞台に立っていたけれど、今はドサ廻り専門の落ち目の歌手が再生するという、ありがちなストーリー。そこにいろいろな人生の機微が描かれていますがもちろんロマンスあり、友情ありのアメリカ映画らしい展開です。そしてなにより、テキサス州からニューメキシコ州にかけてのアメリカ西南部の風景と、全編に流れる音楽が主役といってもいいでしょう。(ある意味、一種のロードムービーともいえます)
 
  アカデミー・ノミネートの時から見たかった作品でした。果たして日本で公開されるだろうか...と思っていましたが、ジェフ・ブリッジスが主演男優賞を受賞したおかげか?(それでも半年遅れて)公開となりました。ジェフといえば最初に見たのは30年近く前の「ラストショー」(古っ!)、あれもテキサスとカントリーミュージックが名脇役でしたね。


  もうひとつ、日本公開の時点で知ったのが T Bone Burnett とともに Stephen Bruton が音楽を担当していたことです。(個人的にはそれが一番のこの映画の魅力です)
昨年突然亡くなったとの報せを聞いて、とても驚いたのを思い出しました。なので、これが遺作といっていいのでしょう。(エンドロールは彼にささげるとのクレジットで終わります) ギタリストとして、ソングライターとして、そしてシンガーとして派手さはないけれどいいミュージシャンでした。
    
       スティーブン・ブルトン公式サイト→ http://www.stephenbruton.com/
 
  舞台はコロラド州から始まってサンタフェへ、主人公の住むヒューストン、ラスベガスを経てラストはまた「サンタフェ」です。このラストでの会話に涙腺を刺激されました。物語展開よりもそれぞれのシーンにぐっとくる映画でした。

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  maria_dan
  さて、映画の後は新宿から六本木へ移動、ビルボードで友人と待ち合わせて "Maria Muldaur & Dan Hicks" です。
マリア姉さんはもう10回目以上かな、ダン兄も5,6回目の来日とおなじみの二人ですが共演はもちろん初めて(そういえば昨年のマリアのアルバムにダンも参加していました)。どちらもすこぶるつきのエンターテイナーですから、ステージは絶対楽しいものになるでしょう。

 マリアのソロ(4曲?だったかな)で始まり彼女がダンを呼んでデュエット、そしてダンのソロ(こちらも4曲?)、最後はまた二人で数曲という構成でした。当然の事ながらダンお得意のジェイムス・ブラウンネタをはじめ笑わせてくれる場面は随所にありました。マリアも一緒になってやったり! また、"Don't you feel my leg" では 「ライ(ウィスキー)」を(ここは東京ねって)途中から「SAKE」に変えて歌ってたりもしました。

 当たり前ですが音も最高。バックにはDanny Caron(g), John Burr(p),Ruth Davis(b), Bowen Brown(dr)  こちらもつわもの揃いでした。そしてアンコールはおなじみの "Walking One & Only" (ダン作でマリア最初のソロアルバムの1曲)。 1時間ほどとちょっと物足りない感じはありましたが、短い時間にぎゅっとエッセンスがつまったいいライブでした。 <一緒に行った友人は「今年のベストやー」と名古屋弁で言ってましたよ(笑)。>

 そういえば、S.Bruton に初めて会ったのもマリアと一緒に来日したときでした。(何か不思議な磁力が働いているのかも......)

 そして.....映画と音楽のハシゴで気分高揚気味に家に帰ったとたん、オランダ戦キックオフ! 結果はご承知のとおり..でしたが、果たして数時間後の vsデンマーク、どうなる(なった?)のでしょう.......


mackkmackk55 at 01:17│コメント(1)トラックバック(0) | 米(USA)

2010年06月14日

いろいろあって、5月中は結局更新できずに終わりました。
3月中のことから放浪ネタはたまっていて、まあそのうち(できれば)アップしていきます。よって、新鮮さゼロのブログですがご勘弁を。(ははっ)

sinnnoji088 さて、5月のの4,5日、新野地温泉は相模屋へ行ってきた。ここは友人一豊クン”一押し”の宿。実は昨年夏に予約していたのだが、前日に熱が出て(おりしもインフルエンザが話題になっていたとき)やむなく断念したのだった。

 G.W. なので当初は電車とバスで行くつもりだった。だが、せっかく(昼まで滞在できる)「のんびりプラン」で予約したのにバスがちょうどいい時間にないこともあり、あえて渋滞覚悟のドライブを選んだ。朝6時半に東京を出て途中故障車渋滞につかまったものの、10時前には福島西ICに到達。(この時点でもう上りは込んでましたね)前回いけなかった福島高湯温泉に着いたのが10時半頃と順調な行程だった。
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  で、まずは運転疲れを癒そうと、平成15年にオープンした公共浴場「あったか湯」へ....。露天風呂だけの湯船は、連休中ということもあって込み合ってはいたが裏の源泉から木の樋を流れてくる、源泉掛け流しの湯はさすがみちのく三高湯と言われるだけある素晴らしい温泉だ。


  リフレッシュした後は吾妻スカイライン(温泉で割引券購入)で浄土平へ.......。この道は何度か走った事があるがこの季節は初めて。もちろん稜線は雪に覆われているし道の回りも雪だらけ(当然除雪のあと)。行sinnnoji010く手左に吾妻小富士、右手にはクルマからは全貌が見えないものの中腹から硫黄ガス吹き出る一切経山がそびえている。この一切経山の頂上から見える五色沼(吾妻の瞳)はものすごく美しい。(今回は冬山装備もなく、はなから行くつもりはありませんでしたが)

   浄土平はそれなりの混雑ぶりだった。ただ外に出てみるとものすごい強風だ。冷たい風にジャケットを羽織り、とりあえず軽く吾妻小富士へ登る。観光客も多く登ってはいるが、本当に風がきつい。春霞?なのか眺望もきかないし、頂上近くまで行ったが今回はお鉢めぐりはパス、早々に退散することにした。

軽い昼飯のあと、腹ごなしがてら浄土平の湿原をぶらっと散策。木道にもshinnoji (12)まだ雪が残り、木々も横になっていて冬の雪の深さを思わせる。

   小一時間ほどのんびりしたあと目的地の新野地温泉へ向けて出発した。途中「雪の回廊」なんて標識があって(アルペンルートにはおよびもつかないが)道の両方が雪のsinnnoji015壁になっていshinnoji (16)る場所もある。


   スカイライン途中で何箇所か停車して眺めを楽しんだ後、土湯峠から旧道を新野地温泉へ向かった。土湯峠は新道ができたせいか、すっかり寂れてしまっていた。昔はにぎわっていた峠のドライブインも閉鎖されていて、ちょっと哀しかった。でもこのあたりは良質な温泉の宝庫といっていい場所で、二十年以上前に行った幕川温泉、赤湯、そして今回の目的地野地と素朴な山の湯が沸いている。

   峠からは数分で相模屋さんへ到着。2時半くらいだったがまだ日帰り客で相当な混雑のようだ。駐車場もいっぱいだったがちょうど宿を出るお客さんがいて運良く玄関正面に駐車することができた。

 早速チェックインするが、ロビーも日帰り客で賑わっている。そこでまずはウェルカムドリンク?をいただく。これが絞りたてのりんごジュースで、抜群の甘さだった。確かに絞りたてじゃないとこんな真っ白なジュースにはありつけない。

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  部屋で一服した後はいよいよ温泉へ....ちょうど3時も過ぎたので日帰り客もいなくなる頃と見計らい、まずはここ一番の売りの露天風呂へと向かう。我々の部屋は2階だったのでまずは1階へ降り、その後は古い木造の階段を降りていく。キシキシと木の音が響くこの階段がまたいい。

shinnoji (36)   露天風呂の手前に男女別の小さな内湯もある。ここもいい雰囲気だがそれは後の楽しみに取っておいて外に出た。露天への道の向shinnoji (38)こうには源泉の湯shinnoji (56)気が上がっていて回りは何もない本当の自然の中。






  男女別の湯船は自然のままの木材(薪のよう)で囲まれているが開放感は抜群!鬼面山を仰ぎ見ながらの湯浴みは心癒される。もちろんお湯も新鮮そのものだ。うっすらと白濁した単純硫黄泉は回りの景色とともに至福の時をあたえてくれた。

(そういえば、我々が吹雪にたたられながら中ノ沢温泉に行ったその日、かの友人はここに来ていたという。雪の中風呂に行くのが大変だったといっていたがさもありなんだ。まあ、考えてみれば土湯峠を挟んで東西の温泉に行っていたというのも何かの縁?かも)shinnoji (42)

もちろんその後も先ほどの小さな内湯、そして宿泊棟にある大きな内湯shinnoji (48)、(ここは女湯にだけ露天が併設されている)とはしご湯をして、食事の時間となった。

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     で、お決まりの「岩魚の骨酒」を飲みながらの夕食。

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  翌日も”のんびりプラン”のおかげでチェックアウトは12時。朝日が輝く露天の美しさを満喫したり、掃除直後の宿の内湯はまだ満杯になっていないお湯が透明で、自然の神秘を感じたりと贅沢な温泉三昧を味わった。

 sinnnoji114帰りの道すがらは何度か行ったことのある岳温泉へ。

  とはいってもsinnnoji116、ここにはお湯ではなく前回食べ損ねた「ソースカツ丼」を食べに行ったのだ。......のだがオッサンは(前夜の深酒のせいか?)そんなに食欲もなく「ラーメン」。だがこのラーメンがまた絶品だった。喜多方風だが昔の東京ラーメンっぽいところもあり、さっぱりしていながらコクがある。カツを売物にするだけあって焼豚もうまい。そして麺、やはり水がいいのだろう。
(もちろん、ソースカツ丼も看板に偽りナシの味でした)

  さて、恒例の最後の一浴には(岳温泉は何度か浸かってるし、ずっと酸性泉だったのでさっぱり系の湯に浸かろうと)ちょっと南へ下った大玉温泉へ......
  しかしここの一軒宿、いい雰囲気だったのだが日帰りはやってないとのこと。仕方なくその上にある公共施設「新大玉温泉」で一風呂。
循環とはいえ、これまでとはまったく違うぬるぬる感のある、アルカリ泉で最後を締めることができたのは良かったのかも。

  高速に入る前給油したスタンドで「これから東京へ帰るの?大変だねえ」と同情されたが、意外とすんなり(高速道路会社の予測どおり、ピークは4日だったようで、もちろんそれなりの渋滞はあったが)帰れたのもラッキーだった。



mackkmackk55 at 00:23│コメント(2)トラックバック(0) | 

2010年06月07日

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5日の土曜日、“レイルウェイズ”を見に行ってきました。


タイトルからも想像できますがプロデューサーは“オールウェイズ”の阿部秀司さんです。


“オールウェイズ”が現代と昭和との対比であるならこちらは都会と地方という共時態に置き換えた物語といってもいいでしょう。

大企業のエリート社員(この設定もステレオタイプですが)だった主人公が故郷に帰って電車の運転士になる話です。


「ありえねぇー」とも思いますがこれからの世の中、そんなもんでもないかもしれません。

またこの映画では昭和一桁生まれのデハニ50系という、電車が活躍します。(実際はもう現役ではないのにねぇ)

 

詳しいストーリーはおいておきますが、主演の中井貴一をはじめ妻役の高島礼子、そして松竹ならでは(ハマちゃん以来の)蜆漁師役中本賢、主人公と同期入社の息子同様の年齢の三浦貴大(友和・百恵さんの次男)もいい味を出していました。

 

一畑電気鉄道は黄色い電車で僕もおなじみ……..でしたが、やっぱり宍道湖はじめ周りの景色をバックに走る姿はいいもんです。

 

そんなこんなでちょっと本質には触れずじまいですが、2時間強のこの映画。決して退屈しないことはお約束しますよ!

 



mackkmackk55 at 23:26│コメント(4)トラックバック(0) │